The Nighthawk Star よだかの星

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The Nighthawk Star よだかの星

  • ISBN:9784896840865

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内容説明

他の鳥たちから「みにくい」という理由で仲間はずれにされ、鷹には不条理に改名を迫られる主人公よだか。そんな自分もまた、生きていくために虫を殺さねばならない。自分自身の存在に耐え切れなくなったよだかが目指した場所とは? 宮沢賢治童話の傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モリー

71
“夜鷹”を英訳すると“Nighthawlk”です。巻末のWord Listによれば、この語には“夜盗”の意味もあるそうです。夜になると姿を現し、人のものを奪う罪人を指す言葉にされるとは可哀想な鳥もあったものです。因みに江戸時代には夜鷹と言えば、夜に客引きした売春婦を指したそうです。ますます鳥の夜鷹が哀れになります。そんな夜鷹ですが、このお話の中でもとても気の毒なのです。鷹らしからぬ醜い容姿を本物の鷹から謗られ、名を変えなければ殺すと脅されます。しかし、夜鷹は自分の名を変えることを拒みます。↓〈下に続く。〉2021/11/04

犬こ

23
太陽に、星に問いながら自分の居場所を求め、どんどん、どんどん高く羽ばたく「よだか」ファンタジックだけれど物悲しいあの宮沢賢治の世界がとても懐かしかったです。英語になっても、良いものはイイですね。2015/07/18

しんた

7
初めて読んだのですが英語だからなのか伝わるものがなかったな。きっと日本語で読めばなにか感じられていたのだろう。または英語力が足らないだけなのか。2021/08/20

わえ

5
オーディオブックにて。2019/05/12

iwtn_

4
よく祝日まではその週ということで。色々探したが、そろそろ短いものはなくなり、6000 words以上のものしかなくなってしまうようだ。この本は今までとそんなに変わらない速度で読んだ。成長が見られない。そんなに早く成長するものでもない。 寓話とはいえ、人間基準の醜さを野生動物に押し付けるのはどうかと思う、とかいう感想が出るのは寓話を寓話として読めてない感じ。先天的な醜さによる差別をどう受け止めるか。星になることは救いなのか。しかし人間は星になれない(現実的には)からなぁ……偶像にはなれるけど。2023/03/21

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