内容説明
日本に帰化し、日本古来の伝承や民話をこよなく愛した「小泉八雲」ことラフカディオ・ハーン。彼の代表作『怪談』は、各地の伝説や転生譚、幽霊話を集めて再話した怪奇文学集である。本書には『雪女』『ろくろ首』などおなじみの怪談から、姿を変え、時を超えて生き続ける乳母の愛が美しい『乳母桜』まで、7篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
77
よく、生協の洋書コーナーで見かけたラダーシリーズ。今回は話もよく、知っていている小泉八雲の『怪談』をチョイス。レヴェル3は読みやすい方でした。「乳母桜」と「蓬莱」以外は既読。妙にエキゾチックな絵が怖いのが気になるが・・・。「雪女」のshe is I,I,I!には、映画『怪談』を思い出す。よく、「雪女は誰かに言ったら承知しないと言ったが、自分自身がそれを聞いたんだからノーカウントじゃないか?」という感想があるようだ。しかし、約束(特に他者の秘密)をバラす人を今後、信用する人は女であろうと男であろうといない2019/03/09
ふろんた2.0
7
英語多読。YL3.0/8250words/累計19冊/152487words2015/04/23
ちまりん
2
知っている話も多くて読みやすかった。 「蓬莱」の描写が美しい。話的には「うば桜」と「ろくろ首」が好き。2011/05/27
subuta
1
怪談といっても恐ろしい話ではなく、昔話に近い雰囲気のものがほとんどだった。2017/11/23
KB
0
久々に英語多読開始。小泉八雲、面白かったので他のも怪談も読みたい。2017/03/17