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内容説明
「何でもいいからまず自分が何かをおこなうと、おこなった分だけ成長があると思ってください。例えば時給が五百円だったとしても、働いたら必ず五百円分の体力がついてるんです。」
利益を求めるでもなく、満足な蓄えもない。経済主義国・日本において芸術活動に従事する女性たちが、日ごろ抱えるお金にまつわる悩みごとを、整体指導者・川﨑智子に問いかける。2014年、アートセンターでの座談会から始まり、コロナ禍をとおして継続された七年におよぶ対話の記録。こり固まったお金の価値観を〈芸術 ≒ 整体〉の視点から心身ともにときほぐす、全くあたらしいお金の本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hasebo
1
お金について女性たちが対話する本。 芸術家として生きること。整体的な物の見方。 勇気と元気が出る本。 しっかりとお金を動かして、働くという運動をして生きていこうと思った。2024/03/04
ナオミ
1
美大卒で芸術を仕事にしている友人が何人かいるから、この対話の感覚はわかる。対話を通して、少しずつ動き出す様子が頼もしく、あとがきが素晴らしかった。お金を稼ぐノウハウ本には興味がない。興味が無かろうと市場経済社会。死ぬまで支払義務が課される。もっと本質的なことを見つめて思考することが必要で、生きることはすべて運動だ。2023/04/15
n1985asai
1
お金という存在を整体的視点から考え、お金の価値観やあり方、使い方というのを対話の中から考え直していく一冊。 整体師である川崎さんとのカウンセリングにも近い対話から江頭さん、鶴崎さんの回を重ねる毎に変化(成長?)していく様子がとても興味深かった。 こと細かい『索引』もおもしろい。2022/05/05