内容説明
ストレスというほど軽くない、でも「うつ病」になるほど重くもない。どことない不安感や、言いようのない焦り、そして無性にイライラしてしまう。あなたがそういうモヤモヤを抱えているとしたら、それは「うつ感情」のせい。感染症によって生活様式が大きく変わり、経済的にも社会的にも息苦しくなっているいま、「うつ感情」に苦しめられている人が増えています。「うつ感情」とはどんなものか。どうやって「うつ感情」と付き合っていけばいいのか。「うつ感情」が襲ってきたとき、すぐにできることはなにか。「自己肯定感」の第一人者で、予約の取れないカリスマカウンセラーでもある中島輝先生が、いままで誰も教えてくれなかった「うつ感情」のトリセツをまとめました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち♬
127
「ストレス以上、うつ病未満のマイナス感情」への対処法。疲労状態でも読めるよう文字数を絞ったゆるい表現。自身も三十代半ばまでネガティブ人生だったとのことで、ギャンブル依存の経験からも様々な過剰がうつ感情を助長すると実感したようだ。ワークやエクササイズをケース別に並べた構成が明晰。全てが実践向きとは思えない。例えば"イライラさせる人には新しい価値観をありがとう"とあるが、新しくもないし離れ難い距離に居るからイライラするのであってそれが自己信頼感や新たな関係構築に響いてしまうのがうつ感情の持ち主の実情だと思う。2022/11/27
kou
29
「ストレス以上、うつ病未満」のうつ感情との向き合い方や解消法が紹介されていた。様々なワークも書かれており、その時の心の状態に合わせて取り組んでみたい内容だった。2022/07/05
ゆう
10
図書館。自分自身鬱との付き合っ いも長いのでだいぶん自分の気持ちと向き合ってこれるようになったかな、という気持ちがありまして、読んでいてなるほど〜と思いながらよみました。 前の自分なら、ひっかかっていたであろうチェックもとれてたので、だいぶんらく。2023/05/21
Keiko
4
項目ごとに簡潔にまとめられているのでとても読みやすかったです。この本では3つのことが気になりましたね。①不幸の数を数えるのではなく感謝の種を探していきいくと自分の足りているところに目が向くようになる。②感じ方が変われば行動も変わる。③コミュニケーション力は筋トレと同じ。環境によってうまくいく。色んな環境の人と会ってたくさん話すことで確実に力がつく。2023/01/31
Charnec0
3
〜だった時はどうしたらいいかが分かりやすく項目ごとで分かれていて、今後気分が落ち込むことがあればその部分だけ読み返しやすいようになっている。 具体的にポジティブになるためのアクションも記載されていて実行しようと思う。2022/07/08