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内容説明
カエルは、面白い。目が飛び出ている姿形、おたまじゃくしから手足がはえていく生態は、だれもが知っているところだが、水の神様として慕われた時代もある。またグリム童話「かえるの王様」やキャラクターとしての登場も多い。それだけ私達の生活に身近で愛すべき存在なのだ。しかし、きもちわるい……とカエルを嫌う人が多いのも事実。この本では、カエルの気持ちになって、カエルをよく知ってもらうことで、ただ気持ち悪いといわずに、しっかりと見つめて欲しい、そしてできれば好きになって欲しいと子ども達に呼びかけます。嫌いといってそのものをよく見つめないでいると、どんどんと小さい世界で暮らすことになります。是非きらいなものも、ぐっとこらえてみつめてごらんよ、という作者の思いがあふれている。写真はどれも面白いものばかり。普段みられないカエルのショットも満載している。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんちゃん
17
図書館で。時として嫌われ者になってしまうカエルですが、カエルの生態、習性をよく知って欲しい、という著者の思いが伝わってきます。伝わってはくるのですが、う〜ん、どうなのかな。「いじいじ…」といじけたカエルやヘビの登場がなんとも後ろ向きが感じがして、読後感がよくありませんでした。2013/04/18
遠い日
8
171224【読書ノート/ひとことメモ】松橋利光・写真。よく知りもしないで、なぜ嫌うの?知ることでお互いを認めあえるのに。2017/12/25
いっちゃん
7
ごめんなさい。生理的にダメなんです。でも、読みきりましたよ。2017/05/05
いっちゃん
5
虫とか平気やけど、かえるだけはごめんなさい。2018/08/26
フユコ
5
カエルを愛してやまない私としては「それでもボクのことを嫌い?」「ボクと昔は一緒に遊んでくれたじゃない。覚えてない?」など、読むたびに「いや、好きだよ!大好きだよ可愛すぎるよ!!」と心の声が止まらないです。これが、蜘蛛とかだったらだめなんだけどさ…。「ボクのことを何も知らないのに、嫌いなの?」という言葉には、カエルじゃなくてもそういう風に思ってしまう機会はたくさんあってハッとさせられた。それにしてもカエルはむかし神様だったんだなぁ。2015/08/13