人事の企み~したたかに経営を動かすための作戦集~

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人事の企み~したたかに経営を動かすための作戦集~

  • 著者名:海老原嗣生【著】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 日経BP(2022/04発売)
  • ポイント 20pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296112128

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内容説明

※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

 「人」に関する話は、「間違っている」ことや「見えにくい」ことが多いもの。この本では、そうした俗諺を、ロジック、データ、事例、具体策で、一つひとつ解きほぐす。新卒社員の質の低下、AIによる失業、社員の高齢化とモチベーションの低下……。巷で言われる課題は、本当に大きな問題なのか。逆に「良い人を採用すれば業績は上がる」「変革にはリーダーが必要」など“常識”に死角はないのか。
 前作『人事の組み立て~脱日本型雇用のトリセツ~』でジョブ型雇用の問題に鋭く斬り込んだ雇用ジャーナリストの海老原氏が、再び人事の虚妄を断つ。表層的な「戦略」に終わらず、現場で役立ち、会社を変える実践的な戦術と作戦を教示する。雇用のご意見番、濱口桂一郎氏による解説も!

目次

まえがき 経営を動かすために必要なこと
第一作戦 【経営環境篇】扇動から経営を守る 若年人口が半減!その時どうする
第二作戦 【社風と人材篇】夢見がちな経営を諫める 組織風土をどう操るか
第三作戦 【採用篇】経営に厭戦気分が漂ったら 採用は無手勝流で結果を出せ
第四作戦 【組織設計と育成篇】戦略人事を標榜するなら 社内に2つの階段を作れ
最終作戦 「社内同一制」打破への挑戦
あとがき 理論と現実の邂逅
解説 「読者による人事論」百出の糸口として 労働政策研究・研修機構研究所長 濱口桂一郎氏

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なっぱaaua

40
興味深い話だった。経営環境、組織風土、採用、組織設計と育成という4点にフォーカスして持論を展開している。数年間人事を経験した自分にとっても肌感で筆者の意見に同意する部分は多かった。マレーの心理発生的欲求を意識しながらメンバーに対峙する必要があるとの話はまさにリーダーとして意識すべき事項だと思った。ジョブ型雇用に惑わされず日本型とうまい落としどころが見つけられれば、企業と人の成長と発展に繋がるのではないかと改めて思う。キャリアのイメージやメンバーの成長の方法、近未来の会社の方向性の理解が進んだ。2022/05/16

もみち

4
【メルカリ】人事の基礎的な勉強のために購入。1/3が市況について、1/3は採用のための具体的な方法論(教科書的なものに加え、他人の褌で……みたいな方法も)で、残りの1/3で日本企業の人事制度(昇給昇格のスキーム)を3種類に分けての解説だった。個人的には成果主義にしろと思うタイプだったので、年功序列制度が適用されるのが妥当な仕事(スキルアップまでに時間がかかるから年功序列にならざるを得ない)、という考えがあまりなかったので、ラスト1/3はもう少し読み返したい。2022/06/30

Takateru Imazu

1
人事の企み ~したたかに経営を動かすための作戦集~ 著:海老原 嗣生 2020年代の経営を考える上で、重要となる課題について、「ロジック・データ・事例・具体策」の4つの要素を揃えて説明している。 2023/01/05

Go Extreme

1
経営環境篇: 男社会 非ホワイトカラーは八方ふさがりで絶望的な人材難となる 社風と人材篇: 組織風土をどう操るか 「新風を吹き込む人」が活躍できない理由 企業と人の相性を見分ける5軸と面接の必殺技 採用篇: 無名のベンチャーなのに東大・京大生が続々入社した「あの会社」の作戦 「三種の神器」をやめれば採用はうまくいく 組織設計と育成篇: 戦略人事を標榜するなら社内に2つの階段を作れ 社長はロッククライミングをしていてはいけない 北野武やガースナーはなぜ、何をしてもうまくいくのか 「社内同一制」打破への挑戦2022/05/23

おにぎり

0
前著が非常に興味深かったので読んでみました。人事の人間としてはなるほど、と思う部分もある反面、今回は少しピンとこない部分もありました。前著よりも「実行」「戦術」にフォーカスしていた分、自分が実行するイメージが付けられないものが多かったからなのかな、と思います。それでも、将来の自分の引き出しにはしていきたいかな。頑張ります。2023/10/13

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