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内容説明
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これまで人間にしかできなかった業務を自動化するだけでなく、ある場合には人間の能力を超えた処理を可能にするAI(人工知能)はこれからの企業にとって不可欠なものだ。DX(デジタルトランスフォーメーション)の中核技術といってもいい。
既にPoC(概念実証)だけでAIを導入したといえる時代は終わった。いかに効果的に、適切に導入すべきかを考えるべき時代が到来している。
現在のAIを機能させるために必要なのは大量の教師データだ。それも目的に沿った適切なものでなければならない。適切なデータが収集できなければAIは不適切な判断や予測を下す。AIの偏った判断が現実に問題となるケースが発生している。AIの判断基準がブラックボックス化しているともいわれる。こういった問題に対する回答や対処方針を持つことが、正しいAI導入には不可欠だ。
本書では、どこにどうAIを使うべきなのかのヒントになる注目事例、最新動向とともに、現時点で企業がAIを導入する場合に求められる、AI倫理、ブラックボックス化を回避するための説明可能AI(XAI)などのテーマを取り上げる。
第1部 AI最新動向:倫理とガバナンス
第2部 製造AI導入事例
第3部 流通AI導入事例
第4部 金融AI導入事例
第5部 公共AI導入事例
第6部 AI倫理・ガバナンスの現状と克服策
目次
第1部 AI最新動向:倫理とガバナンス
炎上させないAIガバナンス
説明可能AIの理想と現実
学習するクラウドAI
新春大予測2022
第2部 製造AI導入事例
JFEスチール/旭化成/AGC/三菱重工業
ハウス食品グループ/ダイセル
アサヒグループホールディングス/JRCS
第3部 流通AI導入事例
アットホーム//日本通運/まいばすけっと
イオンリテール/三菱食品/JR東日本
青山商事/日本生活協同組合連合会
第4部 金融AI導入事例
損害保険ジャパン/あいおいニッセイ同和損害保険
三井住友海上火災保険/東京海上日動火災保険
三菱UFJ銀行/keyword:信用スコア
第5部 公共AI導入事例
神奈川県/福井県
第6部 AI倫理・ガバナンスの現状と克服策
AI活用を阻む壁、その乗り越え方
「データの利用で炎上」を防ぐ49の質問
世界の「AIと倫理」
AI倫理の新潮流