ジェフ・ベゾス 発明と急成長をくりかえすアマゾンをいかに生み育てたのか

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ジェフ・ベゾス 発明と急成長をくりかえすアマゾンをいかに生み育てたのか

  • 著者名:ブラッド・ストーン【著】/井口耕二【訳】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 日経BP(2022/04発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296000678

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内容説明

世界的ベストセラー『ジェフ・ベゾス 果てなき野望』著者、待望の続編発売!
止まらない発明、秘密のプロジェクト、大失敗、歴史に残る成功と急成長、
圧倒的な権力、うずまく不満と批判、不倫、離婚、再建、パンデミック、退任――。
アマゾン創業者にして、20兆円超の個人資産で世界一の富豪となったジェフ・ベゾスとアマゾンに、トップジャーナリストが鋭く切り込む!
◆なぜアマゾンは次々と発明を生み、育てられるのか?
ECサイトはもちろん、キンドル、アレクサ、アマゾンゴー、AWSなどアマゾンは次々と発明をくりかえしてきた。従業員130万人を超える巨大企業になっても、大企業病にかからずに発明をつづける組織の秘密について、それぞれの開発物語を通し、表から裏まで紹介する。
◆大失敗、歴史に残る成功と急成長
2010年末のアマゾンは売上342億ドル(約4兆円)円、従業員は3万3700人。そこから8年後には売上2328億ドル(約28兆円)と7倍に、従業員約65万人と20倍の規模で巨大化した。その後も、ぐんぐん規模を拡大し続けている。
◆冷酷な経営者として知られるが、起業家と不倫相手には甘い人間臭さも
ジェフ・ベゾスは、結果を出せない社員には厳しくあたると恐れられ、倉庫の作業員を搾取していると批判され、合理化の鬼のように言われる。その一方で本書には、若い起業家には時間を割き、評価が甘くなる側面も登場する。そして、離婚のきっかけとなった元キャスターのローレン・サンチェスとの不倫スキャンダルでは、ベゾスのそれまでとはまったく違う行動も数々見られた。人間臭いベゾスを著者が描きだす。

目次

はじめに
第I部 発明
第1章 アレクサ――ウーバープロダクトマネージャーとしてのベゾス
第2章 アマゾンゴー――つまらない名前で始めた極秘プロジェクト
第3章 インド、メキシコに進出――カウボーイのように開拓せよ
第4章 AWSとプライムデーの躍進、そして過ちを認める
第5章 ワシントンポスト再建――「民主主義は暗愚に死す」
第6章 プライム・ビデオの成功とハリウッドスキャンダル

第II部 レバレッジ
第7章 マーケットプレイス――品ぞろえマシン
第8章 アマゾンフレッシュ、プライムナウ――アマゾンの未来はCRaPだ
第9章 物流――ラストマイルの支配から脱却せよ
第10章 アマゾン内広告――裏庭の金鉱をみつける
第11章 ブルーオリジン――宇宙開発は一歩ずつ貪欲に

第III部 無敵のアマゾン
第12章 第2本社 ――操業許可を得る
第13章 大スキャンダル――ややこしくなる要因
第14章 強くなりすぎた代償――審判を受ける
第15章 CEO交代――パンデミック
謝辞
原注

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

32
なぜアマゾンは次々と発明を生み、育てられるのか?アマゾン創業者にして20兆円超の個人資産で世界一の富豪となったジェフ・ベゾスとアマゾンにジャーナリストが鋭く切り込んだ一冊。ECサイトはもちろん、キンドル、アレクサ、アマゾンゴー、AWSなど次々と発明を繰り返して巨大企業となっていったアマゾン。合理化の鬼と言われ、評価が甘くなる側面もあって、不倫から離婚に至るまでのスキャンダルにもまみれたり、人間臭い一面も垣間見せるジェフ・ベゾスの発想はやはりどこか突き抜けていて、これくらいでないとできないないんでしょうね。2022/06/08

ブラックジャケット

14
前から不思議に思っていたアマゾンの成功物語。インターネットを利用した販売組織は世界中にあったはず。それらを駆逐して巨大企業にのし上がった理由がよく判らなかったのだ。一読三嘆、新規事業に賭ける情熱が凄かった。ランドラッシュ案件は社員のケツを叩いて実現させる。ライバル企業を出し抜くモーレツさは読み物としても面白い。ファイアフォンの惨めな失敗もあったが、キンドル、アレクサなどの鮮やかな成功は、企業としての総合力のたまものだった。ワシントン・ポストの再生も見事。不倫スキャンダルで世間を騒がすオマケも面白い。 2022/11/30

はやたろう

12
 ジェフ・ベゾスが築き上げた仕組みと、その裏であったエトセトラをベゾスの周囲の声を基に描いた物語。仕事の仕方をとやかくいう前に、すごすぎてあれこれ言うのも、おこがましいが、ジェフが思い付きのように仕組みづくりを命じるので、失敗も数多くあるが、今世の中がみているものは、その結晶というべき出来栄え。ブルーオリジンもスペースXに差をつけられているが、巻き返してくるのでは。後半は、出る杭に対する様々な抵抗についての内容。サンチェスに乗り換えたことが、後々災いとなる気がしてならない。この先もアマゾンを見ていきたい。2023/01/02

TK39

5
世界に大きな影響を与える規模になったが、それに気づかず以前のやり方を続けているアマゾン。とはいえ、常にディワンの意識を持ち続けていることは重要で、その意識があるからこそ、成長を続けているのだろう。米国でも特殊な企業であることは変わりないし、どこまで行っても、中央集権的なままだと思うが、ベゾスがCEOを辞めてどのように変わるか。企業の成長ストーリーとしては前半は面白いし、後半はよく新聞ネタになったことを詳細に記述している。 2022/05/29

yasu7777

3
★★★☆☆ 稲沢3562-2902022/08/27

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