文春e-book<br> 文春将棋 読む将棋2022(文春ムック)

個数:1
紙書籍版価格
¥1,100
  • 電子書籍
  • Reader

文春e-book
文春将棋 読む将棋2022(文春ムック)

  • 著者名:文藝春秋【編】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 文藝春秋(2022/04発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784160070448

ファイル: /

内容説明

すべての棋士にはドラマがある――。
大好評だった文春将棋ムックの第2弾、観る将ファンに向けた「読む将棋」の決定版です。
登場する棋士/女流棋士は総勢24人以上! 巻頭16ページのルポ「藤井時代か、藤井世代か」は、藤井聡太竜王のライバル候補である4名の若手棋士に徹底取材しました。
その他、書き下ろしの読み物や人気棋士のインタビュー、座談会、コラム、コミックが詰まった全144ページ。フルカラーの冊子です。

【読み物】
[若人たちの群像ルポ]藤井時代か、藤井世代か 大橋貴洸/伊藤匠/服部慎一郎/高田明浩(野澤亘伸)
[棋士がよみとく]藤井聡太・豊島将之 真夏の十二番勝負(勝又清和)
[父親二人が振りかえる]伝説の「親将ブログ」(宮田聖子)
[川島滉生さんに聞く]「あの写真」の少年はいま(宮田聖子)

【Interviews】
佐藤天彦九段 自分らしさを盤上で表現したいと思い、振り飛車を指したんですよ
八代弥七段 まずは自分の同世代の中で突き抜けていきたい
飯島栄治八段 40代に入ってからキャリアハイって凄くないですか?
加藤桃子清麗 里見香奈さんと奨励会試験で対峙した日のこと
中川大輔八段 師匠が、「最新形をマスターしたい」と僕のアパートにきた
近藤正和七段 絶望の中で生まれた新戦法“ゴキゲン中飛車誕生秘話
澤田真吾七段 プロ入り後も三重県を拠点にしている理由とは
読売×朝日×東京 「将棋記者」のおしごと
石井健太郎六段×青嶋未来六段×黒田尭之五段 オールラウンダー座談会

【Comics】
山口恵梨子(えりりん)の女流棋士の日々 出張版(さくらはな。)
盤記者! 番外編(松本渚)
イトシンTVの舞台裏(嫁P)

【Columns】
努力と才能はどちらが大事ですか?(上田初美)
棋士はロックなんか聴かない?(遠山雄亮)
[棋士・女流棋士が綴る]将棋会館の思い出(武富礼衣/山口恵梨子/糸谷哲郎/中村太地/上村亘/高野秀行)
数字で読む将棋1~2(君島俊介、相崎修司)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっこ

63
ネット記事で読める作品が主だったので既読のインタビューが多かった。藤井竜王と同期の大橋六段や同世代の若手棋士三名ほか、さまざまな棋士の横顔が垣間見られる。記事の中で朝日杯での藤井五段の「負け」を願った同世代の棋士の話がある。勝負事の世界でそれは素直な気持ちなのかもしれないけれど、「ただ自分が強くなりたい」と願い続ける藤井少年との違いを改めて感じた。きっと藤井竜王は人の負けを願ったりはしない。対豊島戦の真夏の十二番勝負の記事は、あの時の感動がよみがえってきた。2022/04/24

akihiko810/アカウント移行中

26
文春オンラインで掲載されたコラムをまとめたムック本。棋士インタビューなど。印象度B+ ネットでも読んだのだが、本でも読む。特に面白かった記事は、オールラウンダー鼎談、親将ブログ(プロ棋士の子供時代の、親のブログ)、子供時代たっくん(伊藤匠)のライバルだったが、奨励会に入らずプロにはならなかったアマ高段者大学生。 奨励会に入って厳しいプロ将棋への道を選ぶ人も、それを選ばない人にも、当然ながら「人生」はある。 観る将にはたまらない一冊。2023/05/30

めかぶおじさん

7
将棋界のいろいろな方々の話を集めた一冊でした。藤井世代の背景・関係性が面白かったです。奨励会で追いつかれた棋士、少年時代や奨励会で藤井に勝ったことがあるが、いつの間にか差をつけられてしまった棋士の心情など、よみごたえがありました。真夏の十二番勝負では、ネットにある棋譜と合わせてみたら楽しめました。最近はネットやTVの観戦もそれほどしていなかったのですが、この本を通じて最近活躍している棋士が知れたので観戦してみようかなと思いました。2022/09/19

CHRONO

4
将棋本はどうしても、盤面図などの説明が中心になりがち。そんな中この本は棋士との対談形式を中心に、文章で棋士の人となりを楽しませてくれる読みやすい1冊でした。2021も読んでみます。2023/01/16

kata

4
それぞれの人生があり、それぞれのドラマがある。 それはスポットライトの当たるひとだけでなく、すべてのひとに当てはまる。 なにかのタイミング、で人は交わる。 それが後から考えると、思いもよらぬ形になっていることがある。 そんなことを感じさせてくれる、面白さ。 特に山口さんの人生、人柄に興味を感じた。2022/09/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19624428
  • ご注意事項

最近チェックした商品