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内容説明
ブレグジット、トランプ現象、ロシア、欧州の諸課題、コロナ、気候危機…『ルモンド』紙に寄せた時評44本に「序文」を付す評論集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
原玉幸子
20
内容を教えてくれる人がいたので読まずにいた『21世紀の資本』を「経済や社会を語るには読むべきであろう」と思ったのですが、同書の文量の多さに日和って本書にしました。教わったピケティの論旨そのままで、近年は貧富の差が拡大している、それを政治的に助長させている(格差が広がっているのに、金融資産に対して軽減税率!を適用)ことへの批判等が続きますが、本書冒頭で著者が言っていた通りに内容の重複が多く、又エッセイ故に迫力を感じるものではありませんでした。ジジェクも言っていましたが、欧州は深刻です。(◎2025年・春)2025/04/12
まゆまゆ
11
格差を広げ地球環境を使い果たす現在の資本主義の体制に変わる、格差縮小と教育や雇用への平等なアクセスを保証する社会を目指す新しい参加型の社会主義について考えていくことを訴える時事コラム集。確かに現状を嘆いていても始まらない。一人ひとりが同じ方向を目指すための体制づくりが急務なんだろうけど……2022/11/10
Go Extreme
2
https://claude.ai/public/artifacts/a62f6f55-935b-4b36-bdfa-1b23860619e1 2025/06/10
くらーく
2
ルモンド紙の寄稿を本にまとめたのね。時系列なので、その当時の事が思い出して懐かしいね。トランプ大統領の当選は、ピケティ氏のような良識的?な人には、想像以上にショックだったのだろう。r>gとなっている世界では、資産に課税して、不平等を少しでも小さくしないと、という考え方には賛同する。本書でもしつこく格差是正、不平等軽減を謳っている。社会主義って言葉にはちょっと引くけど、経済的な社会主義はありだと思う。実際、ビル・ゲーツやウォーレン・バフェットのような超資産家達も増税しろ、と言っているしな。小欲知足だなあ。2023/02/11
むっち
2
少なくとも私は「21世紀の資本」 までピケティは知らなかったが、新聞連載のコラムで、彼の社会民主主義者としての主張は明解で小気味よい。格差が拡大する事を容認する資本主義を放置する事は時代遅れであるばかりか温暖化防止とも両立するはずがない。ヨーロッパは世界規模の資本規制のための具体的政体を作る必要がある。格差にあえぐ人は自分たちの敵が移民や他国だとごまかす国家主義者と決別しないと未来がない。アメリカ民主党エリートはポピュリズム政治になびく人が多い原因を格差を放置する自らの政策が原因であることに気づくべきだ。2022/09/25
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