内容説明
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大阪城には、1400年もの歴史が折り重なっている。難波宮、本願寺の前史から、豊臣期、徳川期、市民の手で復興した現在の三代目天守閣まで、数奇な歴史に彩られた城下町大阪の見どころを徹底解説。現地写真のほか古地図や絵図、地形図を駆使して歴史の地層を掘り起こし、町に秘められた物語と痕跡をたどる。城郭を中心に発展してきた町の歴史・文化を探訪するシリーズ第1弾。作家・有栖川有栖氏の巻頭インタビューも収載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
63
お城新シリーズ刊行なのかな? 大阪城と言ったらプリンセス豊臣だよね、と思ってたら、ちゃんと紹介されていた。 やはり大阪人にとって、大阪城は特別な物らしい。2022/09/16
三井剛一
15
鉄骨鉄筋コンクリートでできている現在の大阪城にあまり魅力を感じていなかった。しかし、現存する時代の痕跡を辿ると、よくぞ残してくれていたと感動する。また大阪の地形の変化も興味深く、石山本願寺、信長、秀吉、家康と上町台地の地の利を得ようと必死になっていたのにも納得。商人の町というだけあって、本書でも特に中之島・堂島、船場などの歴史が特におもしろい。町中に張り巡らされていた堀川や橋が、もう少し残っていたらと考えてしまう。2024/10/04
kamekichi29
2
遺構や古地図などをもとに、大阪城の造りや歴史を解説。城下町の歴史などもあり、大阪の街の歴史スポットを散策するときのガイドブックとして楽しめそうな感じ。2023/05/25
kaz
2
写真を中心に飛ばし読み。写真は小さいなからも、大阪城の大きさ、迫力は伝わってくる。図書館の内容紹介は『城郭を中心に発展してきた町の歴史・文化を探訪。1は、大阪城と数奇な歴史に彩られた城下町大阪の見どころを、古地図や絵図、古写真、地形図などを掘り起こしながら徹底解説する。データ:2022年3月現在』。 2022/07/28
はる
1
カラーで読みやすい。かなり詳しく書いてある。周辺の歴史も書いてある。2023/03/22