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内容説明
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大学生活の4年間をどうすごすかで、その後の人生は決まってきます。限られた貴重な自由と時間、その一部をどうか読書に使ってください。よい本との出会いは一生の宝です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
amanon
9
著者の読書論シリーズの最新巻。相変わらずの幅広い読書に驚かされる。また、他の人も述べていたが、決して押し付けがましくならず、それでいてその本の魅力を的確に、そして否が応でも読者を惹きつけるような語り口で綴っているのに驚かされる。残念ながら著者はもう大学を退職されたようだが、それでも未だに本書の元となったコラムを連載されているようで、このような類まれな読書の導き手が大学にいるということに羨望を覚える。後書きにもあるように、町の本屋はおろか、大型書店でさえ消えていく昨今。それでも本は消えないと信じたい。2022/09/27
古本虫がさまよう
2
書名を見た時、大学一年生がなにか読書論を書いたのかと手にしたのだが、よくよく見ると、大学一年生向けに書かれた読書のすすめみたいな本で、書いた人は1949年生まれの大学の先生(名誉教授)で、図書館の館長。 河合栄治郎から始まり、三木清、エリック・ホッファーやルソーやオルテガなどが出てくる生真面目な読書論が展開されている。河合栄治郎やホッファーは僕も好きだからスンナリと頭に入るが……。イマドキの大学一年生向けの読書論ならば、もう少しカジュアルなものがあってもいいような気がした……。2024/01/02
Go Extreme
1
4月: 青春・読書・人生 先の見えない世界 5月: 現代危機と人類の行方 コロナから見る世界 6月: 身体との対話 引き出す力 7: 作家の感受力 ただならぬひと 8月: いま生きる幸福 苦しみを通して歓喜 9月: 憎しみと赦し 虫たちの生と死 10月: 人間へのまなざし ことばによって生きのびる 11月: 古典の森 自分とは 12月: 人生の塩 社会のなかで生きる 1月: 始祖はこう語った 野上彌生子と与謝野晶子 2月: 現代に響く古代人の声 センスオブワンダー 3月: アメリカの一断面 読む・書くこと2022/05/06
funkypunkyempty
0
★★★★ 全く押し付けがましいところがなく、人生を豊かにする読書のための1冊を、テーマに沿って次々と紹介していく。その本を読んで何の役に立つのか?的な考えとは一線を画す本。2022/05/15