岩波少年文庫<br> からたちの花がさいたよ - 北原白秋童謡選

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岩波少年文庫
からたちの花がさいたよ - 北原白秋童謡選

  • 著者名:与田凖一
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 岩波書店(2022/04発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784001142242

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内容説明

〈あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめで おむかい うれしいな.〉……自然の四季折々の美しさをうたった白秋の童謡のなかから「あめふり」「ゆりかごのうた」「この道」「待ちぼうけ」「ペチカ」など,長く愛唱されてきた150作品を選りすぐる.透明感あふれる初山滋の挿絵を添えた,愛蔵にも適した一冊.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

目次

春┴かげろう┴たあんき、ぼうんき┴たんぽぽ┴あの子のおうち┴新入生┴てっきんコンクリート┴こぬか雨┴てんとむし┴おたまじゃくし┴からまつ原┴白樺の皮はぎ┴草もち┴かえろかえろ┴法隆寺┴月夜のちょう┴あのこえ┴小さなお小舎┴おかあさま┴ぞうの子┴日なが┴さより┴春の海┴陸と海┴東へいけば┴牡丹┴とんろん┴花┴子どものお医者┴南の風の┴からたちの花┴あげはちょう┴朝┴夏┴すかんぽの咲くころ┴子どもの大工┴葉っぱっぱ┴やさい┴あめふり┴青梅┴雨┴雨のあと┴ゆりかごのうた┴りす、りす、小りす┴とおせんぼ┴ばら┴ばらのはのうえ┴はすの花┴誰さん┴夏の小川┴まつばぼたん┴ふきあげる┴草に寝て┴珊瑚樹┴海のむこう┴この道┴すずらん┴J・O・A・K┴トラクタア┴アイヌの子┴いたどり┴とうきび┴海がらす┴砂山┴光堂┴ふたえ虹┴うさぎの電報┴郵便くばり┴お馬の湯┴とんぼの目玉┴お祭┴秋┴風┴露┴夢買い┴追分┴われもこう┴かなかなぜみ┴低山、小山┴ゆうがた┴お月夜┴さざなみは┴月とくるみ┴月夜の庭┴月に┴月夜の波止場┴月へゆく道┴まあるい丘から┴星の歌┴月夜の稲こき┴お嫁入り┴りんご┴りんりんりんごの┴先生┴からりこ┴さざなみ┴足ぶみ┴お坊さま┴どんぐりこ┴かやの木山の┴冬┴待ちぼうけ┴きじ射ちじいさん┴雁風呂┴東大寺┴猿沢の池┴唐寺┴氷のひわれ目┴朝のお月さん┴港の出口┴起重機┴かじや┴鉄工場┴がらす吹く家┴鏡┴お月さま┴梢┴探検家┴三日月さま┴こんころころりん┴ぞうさん┴ストーブたいてるおじいさん┴シーソー┴地球のうしろ┴七面鳥┴クリスマスの晩┴吹雪の晩┴ピーナッツ┴冬の日┴イワンのおうち┴くまのこ┴ペチカ┴雪のゆる晩┴ちんちん千鳥┴雪どけ┴夜中┴つばき┴落ちたつばき┴いろいろのうた┴赤い鳥小鳥┴むかしばなし┴かぐや姫┴浦島┴山かつぎ┴ねずみとお馬┴なまけ柿┴少彦名┴鴨取権兵衛┴安寿と厨子王┴すずめ追い┴阿蘭陀船┴ぐるぐるまわり┴五十音┴数学┴子どものムラ┴

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

95
言葉はリズムだと思う。たとえ散文を読むときも、単調な文を読むと泣きたくなってしまう。もともと言葉は声に出すものなので、独特の音と響きを持っている。北原白秋の童謡はリズミカルに書かれており、読んでいると読み手の心も弾んくる。音の組み立て方もきちんと考えられており、節をつけなくても頭の中にメロディーが聞こえることがあった。「からたち」、「お月さま」、「ペチカ」といった素朴なイメージがリズムのある言葉にのせられて、自分の中の童心が生き生きと動き出すのは、本当に楽しいひと時だった。2017/11/19

はる

51
何気なく手に取りましたが良かったです。四季折々の美しさをうたった北原白秋の童謡詩集。「あめふり」「ゆりかごのうた」「この道」「待ちぼうけ」「ペチカ」など、リズミカルでありながらどれも哀愁を帯びた作品。懐かしい情景が目に浮かぶます。自然や子供、小さな生き物に向けられた視線が優しい。2022/02/09

たつや

42
無意味に借りましたが、レトロな喫茶店で珈琲飲みながら読了。歌詞をみて歌える詩は、本の数曲でした。「ペチカ」と「ゆりかごのうた」を読んでるときに、何故か泣いた。2016/12/16

サルビア

16
あの児童文学作家、与田準一編の北原白秋童謡選です。小学校の教師として働きながら「赤い鳥」に童謡詩を投稿していた与田準一は、22歳の時に上京し、白秋に師事したそうです。この本は、四季と無季のものが載っています。言葉が綺麗で、読むのにリズムがあってどの詩も良かったです。2019/05/17

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

11
5年生のブックトークでの選書。『五十音』 https://bookmeter.com/books/16202965 で北原白秋を紹介し、こちらも…と思っていたのですが、詩集なので感想が書きにくいかな?と今回は見送り。春夏秋冬の詩をまとめています。ちなみに五十音は、「いろいろのうた」で、四季には入っていません。「いろいろのうた」には、『赤い鳥小鳥・山かつぎ』など童謡になっているうたも入ってます。2020/12/09

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