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内容説明
化粧をされた男の死体が発見された。一体、何故? 探偵は一目見ただけで真相はわかった、と宣言するが…。頭脳明晰、性格最悪!人の心にその名を刻む“銘”探偵の事件簿。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
54
再読。初読した時は「彷徨える美袋」がオチに欲しかった感あったけど、原作読んだ後にすぐ再読したらなんか「水難」がオチで正解だったな。感が凄い。美袋もメルほどじゃないけどひとでなしだし(後ふたりともイケメン)。性格が悪い。悪すぎる。と紹介されるがこの漫画に収録されてるやつだけでもそれですますにはソフト過ぎるぞメル・・・!2023/09/10
十六夜(いざよい)
8
原作の「メルカトルと美袋のための殺人」を読んだのがかなり昔だったので、内容を覚えているものの方が少なかった。復習出来て良かったが、やはりコミックでもメルカトルは自己中かつ非常識なんだな…。美袋が思わすメルを手にかけようとする気持ちが分からなくもない異色な推理モノ。原作を裏切らない忠実なコミカライズでした。2014/05/10
雪紫
5
短編集「メルカトルと美袋のための殺人」から「化粧した男の冒険」、「彷徨える美袋」、「小人閑居為不善」、「水難」をコミカライズしてまとめた作品。ホント絵で見るとメルは人でなし。「彷徨える美袋」はどちらかというとオチに欲しかったかも。個人的に好きな「小人閑居為不善」と「水難」が絵になって嬉しい。欲を言えば「ノスタルジア」は無理でも「遠くで瑠璃鳥の啼く声が聞こえる」は欲しかったなあ(「シベリア急行西へ」はどうだろう?)。
えびちり
4
古本屋で見かけて。このコミカイライズの絵師さんが、黒歴史的な時代にとても好きだったのを思い出し、速攻購入。推理物を担当されてるとは存じませんでした。原作は、実は著者が合わないので未読。登場人物に毒があって、まあ気持ちはわからなくもないけど、相方に殺意を抱くのはどうだろうか。とにかく、登場人物が華やかでイケメンで、そういう意味ではノスタルジックに萌えました。水難は好きかな。推理物に当然のように幽霊が関わるのは好きじゃないんだけど。2017/07/02
凪子
3
麻耶雄嵩好きとして期待してオンラインの古本屋で買った一冊。結果、期待し過ぎだった。美袋くんのイメージがどうも合わないというか、こんな一昔前の少女漫画に出てきそうな男性だっけというがっかり感が。小説のノベライズは期待したら駄目だなーと反省した。水難はいい雰囲気で好きかな(原作からして水難が好きなのもあるけど)。2017/08/07