講談社+α新書<br> 60歳からのマンション学

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講談社+α新書
60歳からのマンション学

  • 著者名:日下部理絵【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 講談社(2022/04発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065282120

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内容説明

2030年、分譲マンション約780万戸とうち、築30年以上が過半数を超える。日本ではマンションへの永住指向が強まる一方、自らの老いとマンション老朽化、いわゆる「二つの老い」がリンクするというかつてない時代を迎えている。
私たちは、本当に安心してマンションを終の棲家にできるのか? 
大規模修繕、滞納金問題、空き駐車場問題、ペット問題、フルリノベーション、買い換え、負動産化、ローンのやりくり、リバースモーゲージ、タワーマンションのメリットとデメリット。さまざまな事例をもとに安心できるためのヒントを探る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

48
老後はマンション暮らしと考えていたが、いろんな問題があること。駐車場の空き問題とかは初耳だが、そりゃ住民の高齢化が進んだら当たり前か。2023/02/22

てつのすけ

29
定年退職はまだ先だが、定年後は妻と二人で、車を使わず買い物に行ける場所にマンションを購入したいと考えていたので、本書を読んだ。 マンションの場合、管理費、修繕積立金の滞納問題があり、自分の懐事情だけでは解決できない問題があるということを、あらためて認識できた。 今後の参考になった。2022/05/17

まさげ

25
定年後のマンション購入を検討している際に手にした本、自分の物なのに自分だけの物ではないということがわかった、2023/09/26

ノンケ女医長

21
かなり勉強になった。タイトルは「60歳からの」だけど、経済学の視点もあるし、学生から読んでおくべきだと思う。マンションを購入したあとに待ち構える様々な問題が、こんなに深刻になるだなんて。一番懸念したのは、必須である大規模修繕のこと。労働人口が減って、資材も高騰し、なによりタワーマンションは事例が少なくノウハウも確立されていないとの指摘に、鳥肌が止まらない。マンションの安全性は、誰が責任を持つのか本当に怖くなった。空き駐車場の問題等、たくさんの論点を知ることができる。若いうちに読むべきだと私は思った。2023/04/23

てくてく

8
以前は社宅や賃貸→マンション購入→土地付き一軒家購入であがりというようなルートがあったらしいが、既に平成期には終の棲家としてマンション購入に踏み切る人が増え、建物としてのマンションと住人の高齢化に対して真剣に考えなければならない時期になっている。確かにマンション購入後の管理費や修繕費、淡白とはいえ壁を接した他人との共同生活に由来して生じる問題など、賃貸ではないマンション居住者なりの課題があり、そのあたりが事例を通じて説明されているのでいろいろ考えさせられた。2023/09/22

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