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内容説明
「パナソニックはもっと変わらなければいけない」――。こんな要請を受けて、25年ぶりに古巣へ出戻った樋口泰行パナソニック コネクト社長が、組織をどう変革してきたのか、その取り組みを42項目にわたって明らかにしました。
・旗印と戦略を鮮明にする
・変革推進室や改革本部を作っただけではダメ
・画一的な「服装」は、発想を画一的にする
・わかりにくいところにチャンスがある
・戦略的なシフトを強く意識する
・ポートフォリオマネジメントから逃げない
・V字回復にだまされない など
パナソニック コネクトが社内外から「まったく別の会社になった」「変われなかった会社が変われた」と評価されるのはなぜなのか。さらに、約8630億円という巨額のブルーヨンダー買収、松下電器の聖地「岡山工場」閉鎖の決断、ダイバーシティをはじめとする社員満足度向上など、現場で何が起きていたのか。すべてを語ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
19
「個人と組織のカルチャーやマインドを正しくしないと、何も始まらないということです」。そうなんですよね、そこをノーケアで、いくらイノベーションっても定着しないんですよね。しかし、ようやく、この点についての書籍が出てきたということは、いよいよ改革展開の時期なのかもしれませんね。 2022/08/17
BATTARIA
7
「カジュアルな服装にすれば威圧的でなくなりコミュニケーションがしやすくなる」とか、「画一的服装は発想を画一化させ、個性を殺し、自分を失う」一気にドン引きした。「同じスーツを着ている人が同じに見える」と感じるというのは、人を見る目やセンスが貧弱過ぎるだけのことだ。エライ人が自分と同じジーパン姿なら話しやすくなるなんて、まるで本質とは関係なく、服装に影響されてしまう程度のコミュニケーションじゃ意味はない。客と会うときにドレスコードを意識する必要があるのはなぜかを考えれば、こんな屁理屈にたどり着く筈がないのに。2023/12/10
nobu23
6
パナソニックの社員から外資系企業の経営などを経たのちに再度パナソニックに戻ってきて、部門から独立したカンパニーを改革した内容が書かれた本。古い日本企業の仕組みや慣習をバッサリと変えた記録が書かれていて読んでいて面白かった。2024/06/21
anco
6
戦略、その要諦となるビッグピクチャーを作らなければならない。グローバル企業は「いかに売るのか」を徹底的に考えていた。いいモノを作るだけではない。売る仕組み、売れる仕組みに知恵を絞っていた。本当に勝ち抜ける領域を見極める。顧客目線で自分たちを見つめ直す。求められるのはビッグピクチャーを実現するアウトプット。旗印があり、そこに向かっている戦略かどうか。M&A でも採用でも重視するのは価値観。どんな志を持ち、何を実現したいと思っているのか。人生において何を成し遂げたいのか、この会社でどう成長していきたいのか。2022/12/26
向日葵
4
愚直論の次に読んだが、面白さが半減。パナソニックコネクトの宣伝本、なぜブルーヨンダーの買収の正当性が書かれている。具体的な苦労や手順がない ①カルチャー&マインド改革②ビジネスモデル改革③事業立地改革 要するに 社員の意識を変え⇒川上を狙い⇒長い目で見て儲かる分野に絞り込む パーパス(存在意義)現場から社会を動かし未来へつなぐ コアバリュー(行動指針) ①コネクト つなぐつながる ②エンパシー 共感共創 ③リザルト 結果にこだわる ④リレントレス 根気強い変革 ⑤チームワーク 衆知を集める 2023/02/04
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