ポプラ新書<br> いじめをやめられない大人たち

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ポプラ新書
いじめをやめられない大人たち

  • 著者名:木原克直【著】
  • 価格 ¥979(本体¥890)
  • ポプラ社(2022/04発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784591169780

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内容説明

大人のいじめについて、被害者や加害者、傍観者を取材、ならびに専門家にも意見を聞いたNHKの担当デイレクターが、大人のいじめの実態を伝えるとともに、いじめにあった時にどうすればいいのかなどの対処法も取り上げる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

瑪瑙(サードニックス)

35
『大人のいじめ』とは今の法律では裁けない、明確には黒とは言えない、様々な肉体的・精神的な個人の尊厳に対する攻撃の事。パワハラとは少し違う。どのような行為がパワハラに当たるのか?①身体的な攻撃②精神的な攻撃③人間関係からの切り離し④個の侵害⑤過小な要求⑥過大な要求。いじめの加害者は自分こそが被害者だと思い込んでいる者が多いらしい。根が深い。余談だが、前回のトランプ大統領下では、ルールや法律に従うべきだと考える人が少なくなったという調査結果があった。今回はどうなるのだろう?2025/07/02

タルシル📖ヨムノスキー

24
2019年の小学校教師が同僚教師に無理やり激辛カレーを食べさせたことから発覚した教師のいじめ事件は記憶に新しい。大人の世界でもいじめがあるんだから、そりゃぁ子供のいじめはなくならないわけだ。子供であれば「転校」という対策も取れるが、大人はなかなかそうもいかない。いじめの何が問題かって、犯罪として立証するのが非常に困難だということ。いじめる側もその微妙なラインを巧みに突いてくる。「村八分」なんて言葉があるくらいだから大なり小なり昔からいじめはあったと思うのだが、やはり原因は社会全体に余裕がなくなったことか?2024/06/06

まゆまゆ

17
職場におけるいじめ・嫌がらせが年々増加している実態をもとに、大人のいじめについて考えていく内容。いじめとは曖昧な言葉で、犯罪とも違うし、厳密にはパワハラとも違う。しかし解決に向けては外部の力を借りないと難しい実態がある。解決後に自分がどうなっていたいかを考えた上で解決を目指すことが必要。2022/06/06

TAKA0726

14
大人のいじめとバワハラは、重なる部分と異なる部分があり境界も曖昧。いじめ相談が多いのは、責任の所在が分かりにくく職場に相談窓口のない学校と医療機関。被害者・加害者以外に傍観者がいることで、加害者は黙認されていると思いいじめの長期化・固定化になる。傍観者が解決に動くほどいじめの収束は早くなる。銀行は職場も服もみなキレイだが文化としては村社会、連帯責任を負わせることでお互いを監視している。職場の効率や個人の成果を重視し社会全体余裕がなくなってること、誰かがいじめられれば存在が他人の避雷針で集団が上手くまわる。2022/06/17

kanki

14
いじめ解決はどこ?処罰?慰謝料?労働局や労働審判、社労士と相談を。2022/05/31

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