- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
不条理ともいうべきパンデミック時代をいかに乗り越えるか。考え、行動し、ものごとの真理を追究する闘う哲学者が様々な提言をする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
フム
32
政治哲学を専門とする筆者は京大法を卒業し商社勤務から4年間のフリーター生活、市役所勤務を経て現職に。なんとも異色の経歴だ。そのせいか今まで読んだ哲学の新書の中でも読みやすく、私が関心を持っている現代の諸問題に多角的な視点で言及していた。VUKAブーカと言われる不確実な時代について、様々な参考図書を紹介しながらその乗り越え方を哲学している。『すばらしき新世界』『ペスト』など、コロナ禍で注目された小説は私も読んだので興味深かった。トルストイは『戦争と平和』で戦争は人々の意志の融合と語っているという。読みたい。2022/07/27
Go Extreme
2
不条理な新世界: 「パンデミック後の世界」と「すばらしい新世界」 日本社会に溢れる不条理 哲学の役割 パンデミック狂騒の果てに: 不条理な幕開け 歴史上の例外 怒りの哲学 危機を集団的に乗り越える 揺らぐ経済・社会: 決断主義と官僚機構の再構築 危機に瀕する民主主義 テイクアウト型リベラリズムへ 正義論とイカゲーム 揺れる生き方: 不確実性を抱きしめて 自己肯定感を高める 丸いからこそコロコロと転がれる 親ガチャと反出生主義 不条理と向き合うための笑去主義: 不条理を受け入れる 反抗と連帯 笑去主義へ2022/05/23
ピラミッド
1
結構面白かった。書かれたのが2022年ということで、コロナの話が起点になっているのだが、今読んでも参考になる実際的なお話しだったと思う。キーワードとして笑去主義という言葉がでてくる。あらゆる不条理を笑い飛ばせ的な意味合いであり、本文全体を読めばその考えに至った経緯も腑に落ちた。ちゃんと結論まで書けてて偉い。ショーペンハウアーの、石に語りかける訓練は実際にやってみようと思う。ただ、リターン主義はやめた方が良いと思うぜ2025/10/26
takao
1
ふむ2025/01/14
-
- 電子書籍
- 女子中高生が教える 男子にも知ってほし…
-
- 電子書籍
- 機動戦士ガンダム オペレーション:トロ…
-
- 電子書籍
- 盗掘王【分冊版】 31 MFC
-
- 電子書籍
- 「僕は何人殺しましたか?」【分冊版】(…
-
- 電子書籍
- ホラー シルキー 妖子奇譚 ホラー シ…




