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内容説明
ピケティ『21世紀の資本』以降、格差をめぐって理想論や抽象的な正義の問題ではなく、具体的な対策が期待されるようになってきた。その役割として政府による政策の力が見直されるようになってきた。
世界トップレベルの経済学者を中心に、格差の現状、その弊害から具体的な政策論の意見を闘い合わせたシンポジウムの記録。
目次
序章 格差拡大を逆転させる手段はある
第Ⅰ部 状況の展望
第1章 先進国の格差をめぐる10の事実
第2章 状況についての議論
第Ⅱ部 倫理と哲学の元
第3章 経済理論に新たな哲学的基盤が求められる時代か?
第4章 経済学者が対処すべきはどんな格差か?
第5章 なぜ格差が問題なのか?
第Ⅲ部 政治の次元
第6章 資産格差と政治
第7章 格差への対処に必要な政治的条件
第8章 アメリカで経済格差に取り組む際の政治的な障害
第Ⅳ部 人的資本の分配
第9章 現代のセーフティーネット
第10章 教育の未開拓の可能性
第Ⅴ部 貿易、アウトソーシング、海外投資に対する政策
第11章 なぜ「チャイナショック」は衝撃だったのか、政策にとって何を意味するのか
第12章 貿易、労働市場、チャイナショック――ドイツの経験から何が学べるか
第13章 格差との戦い――先進国の格差縮小政策を再考する
第Ⅵ部 金融資本の(再)分配
第14章 (するべきなら)富裕層に増税する方法
第15章 資産税は格差との戦いに役立つか?
第16章 資産に税を課すべきか?
第Ⅶ部 技術変化のスピードと方向性に影響を与える政策
第17章 (過度な)自動化を後戻りさせられるか、させるべきか
第18章 イノベーションと格差
第19章 技術変化、所得格差、優良な仕事
第Ⅷ部 労働市場についての政策、制度、社会規範
第20章 ジェンダー格差
第21章 所有権による格差の解消策
第Ⅸ部 労働市場ツール
第22章 万人への雇用保障
第23章 仕事を底上げする
第24章 労働市場における効果的な政策手段を設計する際の法的執行力の重要性
第Ⅹ部 社会的セーフティネット
第25章 社会的セーフティネットの向上を基盤にミクロとマクロのレジリエンスを高める
第26章 子供のいる世帯向けの社会的セーフティネット――何が有効か、さらに効果を上げるにはどうするか?
第 部 累進税制
第27章 再分配政策を支援する税制についての考察
第28章 私たちはなぜ再分配の増加を支持しないのか?――経済学的調査からの新しい説明
第29章 資産税に効果はあるか?
『格差と闘え』解説
訳者あとがき
注と文献
索引
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Francis
moon-shot
takao
鬼山とんぼ
スコットレック
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