ワニブックスPLUS新書<br> 陰謀論とニセ科学 - あなたもだまされている -

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ワニブックスPLUS新書
陰謀論とニセ科学 - あなたもだまされている -

  • 著者名:左巻健男【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • ワニブックス(2022/04発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784847066733

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内容説明

えっ! まだ信じてるの!?

本当っぽいウソ・怪しげな情報を“科学的に”一刀両断!
政治の有名陰謀論からニセ健康情報、都市伝説、オカルトまで――
ニセモノを見抜くセンスが面白いほど身につく。

アポロ月面着陸はなかった・地震兵器・気象兵器・人工地震・UFO・911テロ事件自作自演・フォックス姉妹・こっくりさん・前世の記憶・幽霊・超能力・手かざし治療・念力・ノストラダムス・スプーン曲げ・Qアノン・反ワクチン・水素水・牛乳有害論・NMRパイプテクター・インチキがん治療・あやしい代替医療・ゲーム脳・発達障害は食が根本原因説・ニセ健康食品・影の世界支配機関――など。


「くわしくはわからないけれど、科学は大切だよね」。そう思っている方が日本人には多い。
なので、一見すると“科学っぽいモノ”に惹かれやすい傾向があります。
言い方を変えれば、科学とはまったく無関係であったり、論理が無茶苦茶だったとしても、“科学っぽい雰囲気”にはコロッと騙されやすくもあるのです。
本書は、いわゆる「普通の人」が、ニセモノの科学や陰謀論のわるい影響を受けにくくなる
“予防接種的役割”を果たすことを願って書きました。
「世の中にはどんな陰謀論やニセ科学があって、どこに問題があるのか――」。
いくつかの事例を知ることで、「ニセモノを見抜くセンス」を高めることができるはずです。
――「本文」より


【著者プロフィール】
左巻健男(さまき・たけお)
東京大学非常勤講師。
元法政大学生命科学部環境応用化学科教授。
『理科の探検(RikaTan)』編集長。
専門は理科教育、科学コミュニケーション。
1949年生まれ。千葉大学教育学部理科専攻(物理化学研究室)を卒業後、 東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻を修了。
中学校理科教科書(新しい科学)編集委員・執筆者。
メディア出演をはじめ、理科教室や講演会の講師も精力的に務める。
おもな著書に、『面白くて眠れなくなる理科』(PHP研究所)、『世界史は化学でできている』(ダイヤモンド社)など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

66
アポロは月に行っていない。飛行機雲は人口調節するための兵器だった。コックリさんにノストラダムス。Qアノンに癌治療。どこか懐かしいオカルトから現在実際に被害を与えている陰謀論まで、個々の事例を取り上げてそれに反証するという形式になっている。陰謀やニセ科学が総体としてまとめられているのではいのでどこか纏まりに欠けるが、それでも個々の事例を読むだけでも十分に楽しめる。昔あった「と学会」を思い出すな。最近陰謀論界隈の主戦場が誰もが目にするSNSに移っているのを考えると、一度は目を通しておきたい本になっている。2024/02/18

yamatoshiuruhashi

57
「陰謀論」はなるほど「ニセ科学」と同根だったのか。本書の理詰めの説明を読むと胡散臭さがよくわかる。とは言え、世界に影響力を持つ米国(元)大統領ですら陰謀論を振り回すのだから、陰謀論を拒絶するのは心理的に難しい。まして本書の言うように、人の心理は肯定するように作られているのなら尚更である。が、それを利用するのが詐欺師であり、確信的な思い込み連中である。真実を的確に抑える能力は是非とも欲しい。2022/07/02

harass

54
kindle unlimited。新しい陰謀論、Qアノンを含めた、お馴染みの陰謀論、エセ科学、特に代替医療や体に良いとされる食品などを論じる。EMは著者自身訴えられることもあったそうだ。こういう本はけっこう目を通しているが、いくつかのアップデートはあるが、いつものやつばかりで食傷気味なのだが、定番のものはやはり定番か。うーむ。良書。2024/02/06

くさてる

43
アポロは月に行ってない、人工地震、こっくりさん、Qアノン、デトックスと経皮毒、ゲーム脳にEM菌……有名な陰謀論とニセ科学が広く取り上げられている。なので、興味がある人には「知っている」内容も多いと思うのだけど、いまだこれが世にはびこっている現実を現しているのだろう。引用されている「なぜ騙されてしまうのか、と問うより、なぜ騙されない人がいるのかと考える方が適切ですよ」という一文が深かった。コロナ禍でさらに広がりを見せているニセ科学を見極めるためにもおすすめの一冊です。2022/09/14

ミライ

30
タイトル通り、陰謀論とニセ科学に騙されないための方法と、怪しげな情報を科学的に分析した一冊。取り上げられているテーマはUFO、反ワクチン、Qアノン、水素水、UFO、怪しい水類、スプーン曲げなどなどすごく多彩。陰謀論の典型的なパターンや認知バイアス周りの話など、怪しいことを用意に信じてしまう脳のしくみが深く解説されていて面白い。有象無象の情報まみれの現代社会を生き抜くには、正しいと思っても、基本100%疑ってかかることが真理。ネット社会に蔓延る情報の真偽を、うまく見分けたい人にオススメ。2022/04/10

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