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内容説明
仕事ができる人に共通しているのは、「数字力」。
「数字力」が身につくと、仕事の質、説得力、伝える力、問題解決力が劇的に変わる!
「数字力」とは、数字を使って意思決定への筋道を立てる力のことです。
・新しい企画や提案を実現する
・ムダな仕事を効率化する
・会社の数字の要点を把握する
・問題点を洗い出し解決策を探る
仕事で求められるこれらの業務は、すべて「数字力」があれば実行できます。
難しい会計の知識や数学的な能力は必要ありません。
本書では、元・国税調査官で現在は経営者である著者が、数字が苦手な人でもわかりやすく学べるように、身近な問題やクイズなどを盛り込み、楽しみながら数字の読み方、数字を使った考え方を身につける方法を29のステップでやさしく解説しています。
「必要だとわかっているが数字への苦手意識が強い」
「簿記を勉強しようとして挫折してしまった」
「今よりも1ランク成長したい」
「直感や感情に左右されず合理的な判断をしたい」
「新社会人として仕事で使う数字を学びたい」
数字ビギナーはもちろん、これまであまり数字を意識せずに仕事をしてきてしまったという人にもおすすめの「仕事で使える数字の読み方」超・入門書です。
※本書は、2010年9月に株式会社大和書房より刊行された『文系ビジネスマンでもわかる数字力の教科書』を改題し、加筆・修正したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
PONSKE
11
数字の導入は物事を好転させる。例えば、目標達成。「〜ヶ月以内に〇〇を〜だけ行う」のような数値目標は、計画を立てやすく、評価もしやすい。また、意思決定においては数字が強い根拠になる。さらに、他者との情報共有でも数字がお互いの共通認識になり、誤解を減らせる。もちろん、全てが数値化できるわけではないし、定性的な情報の排除は不便なときもある。それでも、上記のメリットを踏まえれば、数字力を鍛えて損はないだろう。2022/08/02
TAKA0726
6
マンションをつくり売れば「フロー収入」、賃貸なら「ストック収入」、フローは一時的に儲かるが安定しない、ストックは資金回収に時間はかかるが長期的には安定。平均は何も語らないので鵜呑みにせず山の形の標準偏差を見極める。アンカリングは最初に提示された情報に意識が行くこと。人間は損したくない感情の強い生き物。1:29:300のハインリッヒの法則は1件の大きなクレームは29件の軽いクレーム、300件の潜在クレームがある。1:5の法則は新客に販売するコストは既存客の5倍、5:25の法則は5%改善すれば利益が25%増。2022/10/02
hiroto nagatsuma
2
難しい数式や帳簿などの話は出てこないで、ビジネスの各場面で使われる数字の読み方、使い方を簡潔に紹介している。40代の会社員のみで読むと新たな発見はほとんどないが、暗黙知を形式知に変える(後輩や部下から仕事のポイントを聞かれたときに明瞭に答えられるようになる)ためには役立つ本だと感じた。2023/06/07
K.T
2
audibleにて。数字を使う上での勘所みたいなものを総花的に教えてくれるという感じの一冊。まぁ特に目新しいものは無いけど、数字で考える事の大切さを改めて教えてくれた、という感じ。特に印象に残ったのがランチェスター戦略の中の26.1%の考え方。どういう分野ででもいいので、この26.1%を取れる分野を考える事が大事、というのはなるほどね、と。結局イシューは細分化して考えるって事だよね。結局「数字・ファクト・ロジックで考える」、という出口治明さんの教えに行き着く。普遍的な真理だね。頑張ろう。★★★★☆2023/03/15
Satoshi Kitazawa
1
会話に説得力を持たせるには数字が必要、なるほど。2022/07/19