ディスカヴァーebook選書<br> 人生劇場 青春篇

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ディスカヴァーebook選書
人生劇場 青春篇

  • 著者名:尾崎士郎【著】
  • 価格 ¥733(本体¥667)
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン(2022/04発売)
  • ゆれるコスモス!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~9/16)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101029153

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内容説明

先が思いやられるような人間になれ―。これが父の教育方針だった。悪ガキとして名を馳せた中学時代を経て、青成瓢吉は早稲田大学に進学、学園紛争の口火を切る。やがてお袖との同棲生活にはまり大学を中退するが、彼の脳裏には芸妓になった幼なじみのおりんの姿が…。大志ある親友たち、味のある教師、任侠道を貫く渡世人など、脇役陣も多士済済。今、不朽の人生ドラマが幕を開ける。
(※本書は2000/3/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほたぴょん

2
面白かった。かなり荒削りなんだと思うけど、著者の中からほとばしり出てくるものがあるのは感じられる。川端康成が時評で評価したことで注目を浴びたと解説にあるが、川端もそういうところを評価したのだろう。川端って、何でもないような一般の主婦の書いたようなものでも、何か感じるものがあるとものすごく褒める人だから。いわゆる教養小説とはまた違うと思うけど、時代のうねりみたいなものと、その中で翻弄される若者の姿を描こうとして、その目論見が割にかちっと果たされているあたり、長編でありながらダレない。いい小説だと思う。2011/06/07

ハムレット

0
映画「けんかえれじい」みたいなノリ。

プヨ

0
明治、日本がまだ元気で活気のある時代。最近のイジメとか殺人がテーマの小説に比べて明るくって勢いあって気持ちが良い。なんとなく読み始めたら、思いのほか面白かった。2010/09/06

さくらみかげ

0
やると思えばどこまでやるさ それが男の魂じゃないか2011/04/24

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