ディスカヴァーebook選書<br> 続 妖異博物館

個数:1
紙書籍版価格
¥1,100
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

ディスカヴァーebook選書
続 妖異博物館

  • 著者名:柴田宵曲【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン(2022/04発売)
  • 夏の総決算!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍(~8/31)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480421098

ファイル: /

内容説明

空を飛ぶ話、羅生門類話、離魂病、白猿伝、化鳥退治など、奇譚の数々を集めた『妖異博物館』続篇では、日本の古典のみならず中国の志怪にまで範囲を広げ、様々な怪異を取り上げる、動物変身譚や竜宮譚について比較考証を試み、怪異の系譜をたどってシェイクスピアやアポリネエル、『アラビアン・ナイト』にまで話は及ぶ。まさに融通無碍、博覧強記の不思議物語集。
(※本書は2005/8/10に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

filter

2
主に中国の奇譚とかアラビアンナイトとか。日本の昔話として聞いた事のある物が中東や中国からのアレンジバージョンだったりして面白かった。「胡蝶怪」で語られている蝶の話は想像するとかなりシュール。2匹の犬が女性の服を着て2本足で立って棒を手に蝶を打ち落とすとか。前の巻と同じく帰結していないエピソードが多く、またそれが昔の話らしいと思う。2013/09/21

門前照二

2
初版は1963年、青蛙房刊。長らく絶版になっていたこの本を、筑摩書房の助けを借りて国書刊行会の藤原編集室が再刊にまでこぎ着けた。磨き抜かれた日本語による語りの妙をぜひご堪能あれ。2010/05/17

戦狐

1
前巻は日本がメインだったが、こちらは中国編。 地中の犬、一度こっきり使える山を切り裂く剣など新鮮味(古代の話だが)を感じっ放しだった2016/07/30

韓信

1
「火災の前兆」や「離魂病」「竜にのる話」など、日中の怪異譚を類型化し、類話を比較したり、その異同やルーツをざっくりと探る。ただの志怪・伝奇小説集より含蓄に富み、論考より洒脱な好著。同じパターンの怪異譚でも中国の方が細部が現実的だったりして面白いのと、著者の東西の類話の博捜っぷりに脱帽。この間観たカンフー映画で干し魚に密書を隠すシーンがあったけど、魚腹に手紙を隠すのってよくある話だったのね。2012/05/16

すかわら

0
筆者の解説と概要が結びついている。ポイントポイントで読めばおもしろい話やパターンを集めていた2015/08/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/381347
  • ご注意事項

最近チェックした商品