内容説明
過ぎし昭和が歌謡曲に乗って甦る!もうひとつの昭和文化史。
(※本書は2011/7/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MASA123
10
昭和の流行歌の歴史をたどる本。久石譲さんが「人はみな青春時代の歌が好きだ」と語っているが、本書の終盤に、やっと自分の青春時代の歌がでてくるので、本全体の記述にあまり興味がもてなかった。 ユーミンや陽水が登場する頃の話なら、もっと興味がもてたのですが・・・ 昭和元年はわずか7日間で昭和2年から3年にかけて、外資の蓄音機会社3社、ビクターとコロムビア(米)、ポリドール(独)が設立。レコード会社専属の作詞家、作曲家、歌手による流行歌が作られていった。蓄音機の周波数が50~6000ヘルツに改善され音質向上。2023/09/13
メルセ・ひすい
2
15-56 昭和は遠くなりにけり 平成生まれが大卒っっ ★やはりビートルズのインパクトが凄い。 昭和は佐藤千夜子で始まり、そして戦時下にも歌は流れた…。焼け跡によみがった歌声、歌い継がれていく昭和の名曲などを綴った、過ぎし昭和が歌謡曲に乗ってよみがえる、もうひとつの昭和文化史。 2011/09/05
kenkou51
0
昭和の戦前、戦中、戦後の歌謡曲の歴史が知れて面白かった。読む前は5章以外はほぼ知らない曲や人物ばかり。ただ、本文中に登場していた曲や人物は検索すると出てきて、こういう歌なのかと実際に聴くことが出来るのはありがたい。結構裏話的なことも載っていて美空ひばりと笠置シズ子、淡谷のり子の関係など興味深い。2017/11/09
ぞだぐぁ
0
ルミナスウィッチーズの予習のため読んだ。戦前から平成直前までの昭和の流行歌について歌手についての話や逸話についてまで書かれている。著者と歌手が並んで写っている写真が結構入っている所に、人となりについての記述の信ぴょう性が増す。強い。2019/11/25