中公新書ラクレ<br> 60代からの幸福をつかむ極意 「20世紀最高の知性」ラッセルに学べ

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中公新書ラクレ
60代からの幸福をつかむ極意 「20世紀最高の知性」ラッセルに学べ

  • 著者名:齋藤孝【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 中央公論新社(2022/04発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121507600

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内容説明

少子高齢化、自然災害、パンデミックなどネガティブな世相の昨今だが、実は日本は「隠れ幸福大国」である。ただ、バラ色老後のために足りないのは「考え癖」と「行動癖」。この二つを身に付けて幸福をつかみとるための最良テキストが、哲人ラッセルの『幸福論』なのだ。同書を座右の書とする齋藤氏が、現代日本の文脈(対人関係、仕事、趣味、読書の効用、SNSやデジタル機器との付き合い方等々)にわかりやすく読み替えながら、定年後の不安感を希望へと転じるコツを伝授する。なお、ラッセルは九七歳で天寿をまっとうするまで知と平和と性愛に身を投じており、本書は高齢社会のロールモデルとして読み解いていく

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨハネス

6
正面切って「幸福です」なんてブログに書くと叩かれる日本だから「幸福じゃない」という人が多いんじゃない?内閣府調査では64歳以下と比べ65歳以上の満足度が極端に高い、つまりリタイアしたら幸福になる割合が高いんでしょ。じゃ、こんな本要らないね。でも、ラッセルの「幸福論」がすごく面白いのはわかった。読んでみたくなった。「外部からいろいろな材料を取り込み感情を刺激することが幸福につながる」に同感。退職はしたけど趣味の世界から受ける刺激が大幅に増えたからあたしは幸福感があるのだ。2022/07/14

tdyskd

2
旅行に頻繁に出かける人ほど「拡散的好奇心」が強く、主観的幸福度が高く、認知症にもなりにくいとは知らなかった。2023/10/27

Noriko S

2
ラッセルの幸福論を著者の視点での解釈し、中高年への生き方を指南している。すべての内容が腑に落ちる。競争から降りること、仕事は退屈しのぎ、ある程度あきらめる。読書、旅行、自然への回帰、趣味などなど。折に触れて読む本と感じた。2022/09/27

やま

2
ラッセルの「幸福論」の解説と著者なりの解釈。2022/07/06

Go Extreme

2
不幸の正体見たり枯れ尾花 幸福は獲得すべきも 幸福になる環境: 出会い 教養人ほど不機嫌 身体のエネルギーを注ぎ込む活動 ストレスの元凶=競争から降りる 退屈が人生を豊かに: 興奮・刺激→諸悪の元 自然体験ブーム 読書=行為自体が幸せ 快適な読書環境 なぜ疲れているのか: 疲れ←神経 先人の死生観 嫉妬 被害妄想・予防薬 高齢者ほど仕事を楽しめる時代: 破壊的<建設的 孤独・幸福のチャンス: 無知の暴力 居心地よさ→メンタル弱く 幸福の芽: 没頭→悩み吹き飛ばす 絶望しない男 日常をリセット 惻隠の心2022/05/27

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