内容説明
気候変動から気候危機へ――.スウェーデンの一五歳の少女の訴えが世界の若者を動かし,世界各地の自治体や国も次々に「気候非常事態」を宣言し始めた.平均気温上昇を一・五℃以内に抑えることは可能か.パリ協定の本格始動を機に,科学者の立場から問題の本質と最新の科学の知見を押さえつつ,我々はいま何をすべきかを説く.
目次
この本を手にとってくれたあなたへ┴I そこで何が起こっているのか? 自発性が生まれる場所,自発性から生まれるもの┴II それって自己満足じゃない? 無償性という難問┴III ほんとうに世界のためになっているの? ボランティアと公共性┴終章 ボランティアの可能性