内容説明
「嫌いな人との付き合いが避けられません」「自分だけが労力を提供するのは損です」「自分が好きではなく、自信もあ
りません」そんな人はどうすればいいのか。
人生について切実な41の質問に、心理学にも通じた哲学者が明確な答えを出す。
よく生き、幸福になるための示唆が今を生きるすべての人に響く、導きの書。
「給料とやりがい、どちらで仕事を選べば幸福になれますか」
「自分が比べなくても、人から比べられてしまいます」
「不満を糧に生きています。間違っていますか」
「危機感や焦燥感がないとモチベーションが保てません」
「自殺したい人、闘病中の人に対して何ができるでしょうか」
「自分の人生を生きることと、他者貢献の割合がわかりません」
高校生と哲学者の本気の人生問答が、老若男女の胸を打つ。
目次
第1部・「よく生きる」ということ
第2部・自立するための三つの条件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西
12
損得ではなく、評価があがることを求めることでもなく、貢献できていると喜ぶこと。何で自分が損して、何もしていないあの人が得するのだという思考から脱却することはなかなか難しい。高校生の頃の自分はどれだけ考えられていたのだろう2022/06/26
二人娘の父
7
正直、読むのツラカッタです…。問答とは言うが、一方通行な話で、質問した高校生は納得したのか?と余計なお世話。2022/12/31
チワ
6
高校生たちと著者の一問一答の形式で、人生を生きる上での大切な考え方を学べる一冊。 他者の問題を自己と切り離し、それでも関わろうとする際のやり方について、「手続きを踏む」という表現がなされていた。印象的だった。2025/07/21
whitespring
4
十代の若者が悩むことを上手く導いてくれる。著者は、真摯に面倒くさがらずに答えてくれる。2024/08/15
A24
3
中学生や高校生にも、ブレない筋の通った岸見節。自分の子育てを改めなければと思わさせられます。改めて嫌われる勇気を再読したくなりました!2022/08/21
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