講談社の創作絵本<br> まっくろ

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講談社の創作絵本
まっくろ

  • 著者名:高崎卓馬【作】/黒井健【絵】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 講談社(2022/04発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065247341

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

何枚も何日も画用紙を黒く塗りつぶし続ける男の子。ついに塗りつぶすのをやめたときに、うまれたものは……? 想像力を考える絵本。

読み聞かせ4歳から。ひとり読み6歳から。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

320
高崎卓馬・作、黒井健・絵。お話は小学校の教室で(絵のイメージは3年生か4年生くらい)自由に絵を描く時に、一人の男の子が画用紙を真っ黒に塗りつぶしはじめ、その後もひたすらに真っ黒の絵を描き続け…というもの。最後に種明かしがなされるのだが、実際にその大きさの絵が提示されるのならインパクトがありそうだが、残念ながら絵本の中でしか展開しないので、今一つ強さに欠けるか。絵は基本的にはリアリズムで、最後の種明かし以降は見栄えがする。ただ、こうした手法だと何度もの再読に耐えるだろうか。2024/05/26

112
絵を描く授業で、ひたすら黒く塗りつぶす作業をしている子供。周囲は心配の眼差し。出来上がった絵は、まさに天才だと思いました。大人にはこの発想はできないな。この子の将来が楽しみです。2021/11/07

あすなろ

111
男の子は真っ黒な絵しか描かない。描き続ける。皆咎める。でも、それで最後に出来たものは?よく、幼い子の絵の内容や色遣いを咎めてはならずと聴く。僕も放置している。自由奔放な彼等の方が普通で常識的な図柄や色遣いを念頭にしている我々大人の方が小さな小さな枠に陥ってしまっている事に気がつく。この子の出来上がった絵を見て上げて下さいね。2021/11/14

☆よいこ

80
絵本。ものの見方について考えさせられる本▽「みんなのこころにうかんだことをかいてみましょう」学校でのお絵かきの時間、男の子は画用紙をまっくろにした。学校が終わっても家に帰っても朝になっても休みになっても、男の子は画用紙をまっくろにし続けた。大人も友達も心配した。「まっくろだけどやわらかい。まっくろだけどこわくない」男の子がたくさんのまっくろい画用紙を並べると、そこには大きな絵が完成した▽心配しちゃうよね。完成させるまで待てるかなぁ▽読み聞かせ3分だけど、どう紹介したらいいか悩む。2021年刊2023/12/06

ベーグルグル (感想、本登録のみ)

63
「こころにうかんだことをかいてみよう」と先生に言われ、書きだした子供達。主人公の少年は画用紙を真っ黒に塗りつぶしていく。学校でも家でもその後もずっと・・。戸惑う大人や周囲の人々。本の中の大人たちを同じように少し不安になったが途中で理解が出来た。子供の可能性、想像力を奪ってはいけない。辛抱強く見守るのも必要だと感じた。2022/01/04

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