内容説明
西アフリカの国ガーナ。そこではサカワ・ボーイズと呼ばれる少年たちが集団でインターネット詐欺を行っていた。彼らに騙され、単身で調査していたアメリカ人はどこへ消えたのか。そして組織を操る真の巨悪とは。女性私立探偵が真実を追う。シェイマス賞受賞作
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
59
最近話題になることが多いガーナの「ロマンス詐欺」を扱ったミステリ。この作品では、インターネット詐欺の実情や手口、警察幹部の汚職など、ガーナの闇がかなりリアルに描かれている。いくつか記されているインターネット詐欺の手口は、読者への注意喚起でもあるのだろう。それにしても、インターネット詐欺という時代の最先端をいくような悪事を働く若者たちが古来からの呪術師と密接につながっているというのは、いかにもアフリカ的だ。 2022/10/27
ナミのママ
53
ガーナという国をほとんど知らない。いきなり大統領候補射撃から始まる、え!どんな国?読み進めるうちに登場人物を通してガーナの闇の部分が浮き上がってくる。中でもサカワと呼ばれるインターネット詐欺が国際的に暗躍。主人公は若い女性警官だがイヤな事情から退職して探偵事務所に採用となる。その事務所を訪ねてきたアメリカからの依頼人は失踪した父を探して欲しいという。警察があてにならないのだ。詐欺、汚職、呪術師と盛りだくさんの割に淡々と進むストーリー。読みやすいがインパクトは少なく感じた。 【シェイマス新人賞】2022/05/12
おか
39
最初は ガーナという地に慣れなくて 自分の想像力が全く働かない為に殆ど前に進まなかった。休日 全く動かず 兎に角 これを読む事に没頭した。そうすると 人物像がきちんと頭に入り 情景描写も何となくわかる様になった。そして わかる様になると 文句が出る(笑)女性探偵相手に それ喋って大丈夫?とか え〜その人本当に信じて良いの?とか 何でそんな所に行くの???とか(笑)しかしまぁ ガーナは 色と欲が入り混じって 乱れ切った所でした2026/02/18
タナー
24
図書館へ返却に行った際、気になって借りてきた1冊。ガーナという国、"国際ロマンス詐欺"といった言葉、つい最近NEWSで聞いたような気が...などと思いつつ読みはじめてみたのだが。実に面白い物語だった。白人男性がfacebookを通じてガーナの女性と知り合うのだが、"彼女"は妹の事故の治療費などといった口実で彼・ゴードンに、多額の援助を依頼。その後連絡不能となり、現地ガーナへと飛ぶのだが...その後行方不明となったゴードンの息子からの依頼で、今作のヒロインである私立探偵エマは調査に乗り出すことに...2023/06/18
み
23
さくさくと♪読み始めガーナ!って、とアフリカを妄想したものの、読むにつれ、そんなのはどうでもよくなり満喫^ ^面白かったぁ、続編あったらイイな。2022/06/11




