沖縄からの本土爆撃 - 米軍出撃基地の誕生

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沖縄からの本土爆撃 - 米軍出撃基地の誕生

  • 著者名:林博史
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 吉川弘文館(2022/03発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784642058681

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内容説明

太平洋戦争末期、沖縄に進攻した米軍は、各地を占領後すぐに滑走路を建設し、日本本土への大規模爆撃を開始。出撃したコルセア等の戦闘機は、鹿児島・出水(いずみ)・熊本・久留米・奄美諸島で、一般民間人を標的にした無差別攻撃をおこなった。米軍史料から知られざる実態を明らかにし、戦争の加害と被害の関係を問う。沖縄基地問題を考える上でも必読の書。

目次

語られてこなかった本土爆撃―プロローグ/沖縄進攻作戦と戦闘機の配備(沖縄進攻(アイスバーグ)作戦と飛行場建設/沖縄に配備された戦闘機部隊の任務)/沖縄に配備された戦闘機部隊の運用(戦闘機部隊の活動―日本軍機の迎撃と地上支援/最終盤の沖縄本島南部爆撃)/本土・薩南諸島爆撃の展開(オリンピック作戦/戦闘機部隊による作戦―オリンピック作戦に向けて/爆撃機部隊による九州爆撃)/爆撃機による無差別爆撃(本格的な無差別爆撃の開始/原爆投下前後の爆撃/最終盤の無差別爆撃)/戦闘機による無差別爆撃(奄美群島/九州周辺の島々/九州/沖縄からの本土爆撃のまとめ)/本格的無差別爆撃計画―極東航空軍の再編とB29の沖縄配備(超重爆撃機B29の沖縄配備/戦争の終結)/出撃基地としての沖縄の米軍基地―エピローグ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッキー提督

3
主に米軍側資料を中心とした記述。 沖縄に米軍が構築した拠点からの本土(主に九州)への空爆について知りたかったので役に立った。軽・中爆撃機による爆撃も熾烈ではあるが、それ以上に様々な任務で飛来した戦闘機による臨機的な攻撃の苛烈さが印象に残った。また最後に触れられているB29の沖縄への展開(実際の任務が開始される前に終戦)は、もし作戦が行われていたらと考えると空恐ろしい。2019/04/17

onepei

3
鹿児島南部が気の毒で。2018/06/28

Masataka Sakai

0
日時から機材、攻撃の内容、トラブルの背景など詳細 久留米のことはよくわかった2018/09/28

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