内容説明
持続可能な社会を目指し、いま注目されている里山。それを創り出した古代人は、森林資源といかに関わり、木材から道具を作り出し生活していたのか。用途やサイズに合った樹木の使い分け、鍬などの農具の伝播、権力者による威儀(いぎ)具(ぐ)の利用、「専業工人」の出現など、考古学の視点から解明。〝木の国〟日本の古代史像を、木材の利用を通して描き出す。
目次
持続可能な社会をめざして―プロローグ/森と生きる(森と人とのかかわり〈森と集落の関係性/弥生~古墳時代の「里山」の植生を復元する/木取りから推定する/樹齢から林相を復元する/近世木地師の巡回サイクルとの類似/森が再生するペース/里山(雑木林)の創出〉以下細目略/木材の流通を復元する/木製品には何があるのか)/鍬は語る(鍬の機能を考える/鍬の系譜と伝播)/首長と王の所有物(みせびらかす器、隠匿する器/儀杖から武器へ)/うつりゆく木製品(精製木製品の変遷/専業工人の出現と展開)/弥生~古墳時代に「林業」はあったのか?―エピローグ
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