ルイス・フロイス

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ルイス・フロイス

  • 著者名:五野井隆史
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 吉川弘文館(2022/03発売)
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  • ISBN:9784642052948

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内容説明

戦国末期に、ザビエルの衣鉢をついで来日。織田信長の知遇を得て京都に南蛮寺を建て、豊後を拠点に大友氏と親交を深めるなど、畿内・九州各地でキリスト教を広める。長崎で没するまで、三一年間の滞在で日本人の文化・習俗に精通。多くの報告書や『日本史』『日欧文化比較』を執筆し、当時の日本社会を知る上で貴重な記録を残した宣教師の生涯。

目次

おいたち(生年と出自/王室付き書記・イエズス会入会)/インド渡航・司祭への道(インド渡航/バサインでの宣教活動/ゴアにおける学業/マラッカに逗留/司祭叙階/上長らのフロイス評)/日本における宣教開始(横瀬浦上陸/トルレス神父の盛式誓願と横瀬浦焼亡/度島での生活/ポルトガル船の平戸再来航とフロイス)/京都・畿内宣教(上洛/最初の京都居住と将軍義輝弑逆/堺とその近在での宣教活動/京都帰還・信長の知遇/上長カブラルの上京とフロイス/南蛮寺建立とフロイス)/豊後赴任と宗麟の改宗(豊後への赴任/宗麟の改宗とフロイス/巡察師の豊後滞在と上洛)/準管区長秘書就任と年報執筆(準管区長秘書に就任/日本年報とフロイス/準管区長の大坂城訪問に随行/日本史の執筆/伴天連追放令とフロイス)/晩年(ヴァリニャーノの再来日とフロイス/マカオにおける憂愁/日本帰還後の動静)/日本イエズス会の組織表/宣教師の栞/略年譜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

16
織豊時代の日本に来た宣教師ルイス・フロイスの評伝。記録することへの強い執着や、日本の言葉や文化に対する理解を深めようとする態度など、宗教家というよりは歴史家の趣きが強い印象。年1本が規程の会報を2本も3本も書き上げるのには笑ってしまうが、この筆力が大著『日本史』に繋がり、引いては後世の我々の歴史理解の助けにもなっているのだからありがたいこと。また晩年にただの口述筆記係にされ、ライフワークの『日本史』も評価されずに添削を指示されるのは、さぞや辛かっただろうと推察する。2021/02/17

アメヲトコ

9
20年刊。大部の『日本史』の著者として知られるフロイスの評伝。病弱でしょっちゅう寝込みながらも日本について真摯に学び、多くの貴重な記録を残した彼の仕事は後世の我々にとって非常にありがたいことです。ヴァリニャーノにはあまり評価されていなかったらしく、もし彼がフロイスに命じたとおりに『日本史』が大幅に簡略化されていたらと思うと恐ろしい。2022/04/25

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