角川書店単行本<br> たとえ世界を敵に回しても

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角川書店単行本
たとえ世界を敵に回しても

  • 著者名:志駕晃【著者】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • KADOKAWA(2022/04発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041124598

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内容説明

五年前に家出した息子の雅也は、東京で「炎上系」の動画配信者になっていた。しかも、複数の人間たちから恨みを買って行方をくらましてしまったという……。愛する我が子を救うため、母の葉子は驚くべき行動に出る!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

145
うーん、何だろう…迷惑系ユーチューバーにSNS誹謗中傷、そこから波及しての半グレに麻薬など、描かれる個々のテーマは重いんだけど、なんか盛り上がらない…個人的にYouTubeにほとんど興味が無いのを差し引いても、なんか中盤はよく言えば軽く、本音とすれば淡々と読んだだけ…後半やっと仕掛けもみられるけど、唐突に登場する人物達の語りで展開膨らますだけなのは残念無念…結局、この作品で表したかったのは強き母性?あるいは依存の恐怖?うーん、最後まで焦点ぼけてしまってないかな…そもそも表紙も無理やり合わせてる気がするし…2022/06/14

ma-bo

79
五年前に家出をした息子が迷惑ユーチューバーになっていた事が知らされる。そして事件に巻き込まれたのか行方不明に…、つっこみどころはあるものの軽い感じで読み進めていけます。まずまずかな。2022/06/06

さっこ

77
家出して音信不通となっていた息子が東京で迷惑系ユーチューバーとなっていた。母親が上京し会いに行くと息子は行方不明。息子を助け出すためお母さんの奮闘、誰が味方で誰が敵なのか、結構みんな怪しく見える。最後は意外な方向へ進んだ。2022/06/11

sayuri

75
介護施設で真面目に働く葉子の元に届いた一通の怪文書。「ピエロマンの母親へ。子供の教育は親の責任だ。犯罪者であるおまえの息子をなんとかしろ」5年前に家を飛び出し、東京へ行った息子は「炎上系」の動画配信者、いわゆる迷惑YouTubeになっていた。息子を案じ、上京した葉子の前に次々と現れる胡散臭い登場人物達。誰が味方で誰が敵なのかさっぱり分からない。しまいには葉子までもがYouTubeを配信。途中まではミステリ要素が強く、ドキドキしながら読み進めたが終盤になるに連れ尻すぼみ。ミステリと言うより親子の愛情物語。 2022/05/03

ででんでん

72
おもしろく読み始めたが、後半、私の期待した方向には物語が進まず。結末の着地点にも、何だか気が抜けてしまった。相性が今ひとつだったか…2022/06/25

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