完本・列伝 太平洋戦争 - 戦場を駆けた男たちのドラマ

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完本・列伝 太平洋戦争 - 戦場を駆けた男たちのドラマ

  • 著者名:半藤一利
  • 価格 ¥750(本体¥682)
  • PHP研究所(2022/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569573557

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内容説明

“日本の最大の試練”であった、太平洋戦争の時代。振り返って見れば、その日、その時を、誰もが必死で生きていた。そして生きのびた者、ついに命を失った者……それぞれの人生の中に、いかなるドラマがあったのか。本書では、将官から一兵卒にいたるまで、著者が自ら取材した人物たちの体験談を基に、戦場の知られざる事実を発掘し、ドラマチックに描き上げる。主な登場人物は―― ●志賀淑雄大尉(戦闘機隊長とスクープ記者) ●松村平太大尉(真珠湾に殺到した男たち) ●藤田怡与蔵中尉(われ機動部隊上空にあり:ミッドウェイ海戦) ●神重徳大佐(殴り込みに徹した参謀) ●吉川潔中佐(小さな艦長の大きな勇気) ●若林東一大尉(高地に戦い高地に死す) ●北本正路少尉(ニューギニアの健脚部隊) ●森本猛夫技師(不沈も所詮は形容詞にすぎず) ●寺内正道中佐ほか(不沈の“雪風”四人の艦長) ……読みごたえ充分の一冊である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けやき

38
帝国陸海軍かく戦えり。太平洋戦争を戦った軍人たちを列伝形式で紹介したものです。自分の不勉強もあって知らない人物も多かったです。恥ずかしながら若い時は戦後の教育もあってか、極端なことを言えば太平洋戦争を戦った軍人たちはみんな悪人ばかりだと思ってましたが、祖国のために懸命に戦った人たちの記録が読めてよかったです。もちろん戦争はあってはならないことですけどね。2020/08/11

jack

4
時は流れ、覚えていたい人も車窓の景色のごとく流れていく。そんな景色を残せる本は、本当に少ない。名著☆5.02020/11/03

AnmitsuK (うろ覚えムーミン)

0
歴史探偵:半藤一利が文春の編集員時代の昭和三五~三六年に「週刊文春」誌上に連載した記事をまとめ、単行本化したもの。帝国陸海軍の兵士たちが駆け抜けた戦いの軌跡は、五七〇頁の大ボリュームをほこる。この重みと厚みはすなわち、人を愛し、故郷を愛し、そして国を愛して戦った男たちの、尊き犠牲の重みに他ならない。あの戦争は愚かしい、唾棄すべきものであったことは疑い無いが、戦場で命を燃やした先人たちの中に、愛と誇りと情を持った本物の「英霊」がいたことも、また事実である……。2013/10/20

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