小学館新書<br> リーゼント刑事 ~42年間の警察人生全記録~(小学館新書)

個数:1
紙書籍版価格
¥880
  • 電子書籍
  • Reader

小学館新書
リーゼント刑事 ~42年間の警察人生全記録~(小学館新書)

  • 著者名:秋山博康【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 小学館(2022/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098254217

ファイル: /

内容説明

徳島県警の名物デカ、波瀾万丈の一代記。

「おい、小池!」――2001年に発生した徳島・淡路父子放火殺人事件の指名手配犯ポスターは、見る者に強烈な印象を残した。

 前代未聞のポスターを生み出したのが、当時・徳島県警で特別捜査班班長を務めていた秋山博康氏だ。少しでも多くの情報提供が寄せられるよう、外部の専門家の力も借りて考案されたものだった。目撃情報を募るために各局の「警察24時」にも多数出演した秋山氏は、その独特な風貌からいつしかこう呼ばれるようになった。

 リーゼント刑事――。

 2021年3月末で徳島県警を退職した秋山氏が、初の著書で42年の警察人生を1冊にまとめた。

 刑事を志したきっかけから、“地方公務員”としては異色のリーゼントを貫く理由、交番勤務の新人時代の苦労や失敗、警視庁出向時の体験、部下の若手刑事たちへの指導などのエピソードを完全収録。「おい、小池!」事件では、潜伏中の容疑者が死亡して発見されるまでの間、どのような思いで11年にわたる執念の捜査を続けたかを明かしている。
(底本 2022年4月発行作品)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

26
テレビでよく見るリーゼント刑事、強烈な容姿もあいまって目立ちたがりというイメージもあったが、本当に優秀で熱い方というのがよくわかった。退職間際の数年、鑑識やサイバー課など馴染みない部署に配属されて腐らなかったのもすごいし、最後まで刑事職を愛していたのが伝わってきて、胸が熱くなった。2022/04/10

マッちゃま

23
いつもの書店で見つけた本。たまたま目に入った、ナンジャコリャなタイトル、あっ⁉︎もしかしてコレってテレビドラマ「相棒」でパロってたやつの元ネタの方ではないかと思い至りました。パラっと読めば実に面白い。まあ〜良いや買っちゃえ…でした。読んでみて著者の秋山さんは個性的で熱い刑事さんだったんだろなぁと思います。本書は定年されたからこそ書ける内容でもあります。めっちゃ笑えるし(事件なので被害者の事を思えば笑えないネタもありますが)いつか実写ドラマ化してくれないかなぁ。良さが伝われば絶対に面白いと思うんだけどね。2022/06/25

まり

13
図書館本。めちゃめちゃ面白かった。警察24時とかでよく見かけてた秋山さん、こんなに熱い人だとは思わなかった。刑事になるためにすごい努力しているのにビックリした。失敗談では笑えて捜査の大変さも知れていい作品だった。2024/03/31

hideto

10
最近、元警察官の書かれた回顧録を多く目にするようになったと思いますが、この本もそんな一冊。ただ、圧倒的に違うのが著者の破天荒っぷりが際立っているところ。子供の頃から刑事に憧れながら、高校ではツッパリの生徒会長、警察官となってからはほぼリーゼントを貫き通した人は、他には絶対にいないかと。著者が語る事件のエピソードも、武勇伝というより、笑えてかつ泣けるものが多かったです。まだまだ語られていないエピソードがあるかと思うので、ぜひ続編を期待したいです。2022/07/22

Reading

9
2001年に徳島淡路父子放火殺人事件の「おい小池」のポスターを全国に浸透させた刑事として有名な秋山博康氏著書です。 警察官というと過酷なことが多い一方で笑えてしまうことや感動することなど様々なことを感じながら日々事件の解決策を模索したり、未然に防ぐことに想いを巡らせて務められているということが伝えてきます。2022/07/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19468266
  • ご注意事項

最近チェックした商品