小学館新書<br> 人生の経営(小学館新書)

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小学館新書
人生の経営(小学館新書)

  • 著者名:出井伸之【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 小学館(2022/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098254194

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内容説明

人生のCEOは、あなた自身。

いまや1兆円企業となったソニーの変革を主導した元CEO・出井伸之氏による、初のキャリア指南書。84歳にしてベンチャー企業「クオンタムリープ」を率いる現役経営者である出井氏は、「人生の経営」についてこう説く。
〈自分の人生は会社のためだけにあるわけではありません。自分はどうありたいか、どういう人生を歩みたいかを決めるのは自分自身です。つまり、自分の人生を“経営”するのは自分なのです。〉(はじめに)
「人生のCEO(最高経営責任者)はあなた自身」なのだ。その上で出井氏は、どのように人生を経営していくか、その指針を示していく。「定年という考え方をやめる」「社内転職に挑戦する」「左遷だって糧にする」「キャリアを生かせる場所を探す」「地方やベンチャー、アジアに目を向ける」……出井氏がソニーで学び、自ら切り開いてきた会社にも定年にもしばられない生き方から、多くのビジネスマンが後半生のヒントを得ることだろう。

(底本 2022年4月発行作品)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ザビ

14
「世界は欧米中心の大西洋からアジア中心の太平洋へシフトしている。日本はアジア各国と競争ではなく補完しあう共創関係をつくるべき」ユニクロの柳井さんも同じ指摘をしているが、今のインドのように米国と距離を置いて、脱欧米入亜の新しい経済秩序に舵をきるべきと考える日本の経営者は多いと思う。「諦めの境地なのか…危機感がないのでは?」若者に向けてのメッセージ。長く停滞している日本、大きな歴史の流れから今の日本の立ち位置をとらえて欲しい、と。…個人的にはこの感覚に昭和との世代間ギャップを感じてしまいます。→2023/01/13

Good Tomorrow

9
『人生のCEOは、あなた自身。自分の人生を経営する。」ソニー元CEO・出井伸之氏による、人生後半のキャリア指南書。戦争を知る世代の経営者の挑戦する行動力に、刺激を頂いた一冊。人生は挑戦の連続、小さなことでも何かにチャレンジし続けていきたいな。定年制度がない国も多いことや、年齢で区切る無意味さの話は分かる気もするけど、教育制度と人事制度も併せて書く必要がある気がしました。集団・組織が安心や安全を提供できてこそ、個人の自己実現をチャレンジできる環境に…。2022/04/23

ひめぴょん

8
「人は違って当たり前」という前提が共有されている会社ソニーの元社長の著書。文系理系という言葉が何度も出てきますが、そこにこだわらない方がいい気がしました。以下は文中引用とミニ感想です。必死になれば泳ぎ方は覚えられる。絶対に愚痴は言わない。意にそぐわない部署への異動でも、学びはある。楽しいと思って取り組む方が、得るものははるかに大きい。→異動だけでなく人間関係も何事も同じかと思いました。そこから何かを得ようという姿勢でいれば同じ境遇も変わってきます。活かせる場で活かせばいい。→「置かれた場所で咲きなさい」と2022/07/31

てつや

5
ページもさほど多くなく、さらっと読めるが、出井さんのソニー時代からコロナ禍までを振り返り、考え方、成功哲学を学べる本。 いわゆる変骨な人なんだろうなとは思いながらも、越境する、転職する、自分の知識、スキルを必要とされるところで活かすという生き方に共感する。 ご冥福をお祈りします。2022/07/13

dice-kn

4
80歳を超えても文章から現役感がバリバリ伝わってきて、お元気な方がいるなぁと思ったらお亡くなりになられていて・・でも生涯現役を貫かれたということなのかな。ここまで華々しくはとてもできません・・が、自分も自分なりに生きている間は前向きにいろいろやっていきたいと思ってますし、そのためには身体を大事にしないとなと思ってます。2023/06/30

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