大衆の狂気 ジェンダー・人種・アイデンティティ

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大衆の狂気 ジェンダー・人種・アイデンティティ

  • 著者名:ダグラス・マレー【著】/山田美明【訳】
  • 価格 ¥2,772(本体¥2,520)
  • 徳間書店(2022/03発売)
  • 澄みわたる秋空!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~11/8)
  • ポイント 750pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198654467

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内容説明

世界では、ジェンダーや人種の多様性が過剰に主張され、その結果、「多様性」こそが正義であり、それ以外を一切認めないアイデンティティ・ポリティクスが横行するようになった。ヨーロッパで起こっている「多様性」の矛盾を突く!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぐり

97
社会的公正、アイデンティティ・ポリティクス、インターセクショナリティ(性・人種・性的指向などのアイデンティティが複数重なることによって起こる特有の差別や抑圧に関する研究)をとおしてLGBT、フェミニズム、反レイシズム運動をとらえた本。ダイバーシティの視点からすると、あらゆる人々に好きな生き方を認めるのは、私たちの社会が達成した何よりも重要な世界といえる。しかし、果たしてこの行き着く先には何が待っているのか。→2024/11/18

HANA

76
欧米や我が国で猖獗を極めるキャンセルカルチャー。そこは一見多様性があるようでありながら、政治的に正しい意見だけが認められる空間。本書は欧米のポリティカルコレクトネスの問題点を豊富な実例と共に紹介されている。各章はゲイや女性、人種にトランスジェンダーといずれも現在における分断を象徴しているようなテーマばかり。収められた実例はいずれも読んでいて暗澹とするので、間奏として書かれた「ゆるしについて」が唯一の安息みたいにも感じるなあ。人々の過去は今後も掘り起こされ、世界はますます細かく分かたれていくんだろうなあ。2022/12/03

Sam

67
ダイバーシティ先進国で起きている「不都合な真実」を、ゲイ・女性・人種・トランスジェンダーの4つの視点から描いたもの。「進歩」や「多様性」を理念とした取組がいつの間にか退行的で多様性を欠いた暴力的な言説のうねりとなって人や社会を毀損していく様が多くの実例とともに描かれる。本書が取り上げる「ダイバーシティ先進国」は欧米であって日本は入っていないのだが、その事実を恥じるよりむしろ安堵してしまった。大部ではあるけれども非常に興味深く、勉強にもなる好著(後書きも必読)。前著「西洋の自死」も併せて読んでみたい。2022/05/15

姉勤

51
黒人たちが"Black lives matter"でなく"Everyone lives matter"と唱えられれば、彼らを劣等と嘲る事など誰も出来なかったろうが、一部ではあるが、Black likes masterの様に振舞い、錯誤したメッセージをばら撒いた。人種だけでなく、自らを弱者と規定し、下剋上による名声や快感を得るための詭弁と脅迫を正当化する言動は”先進国”に吹き荒れ、日本国内にも輸入された。所詮エゴに張り付いた理屈ならいずれ淘汰されると思うが、反動する怨念返しの快感に抗えるか。理性の正念場。2022/09/08

Tomoichi

42
アメリカなどアングロサクソン諸国におけるジェンダーや人種などの問題について活動家の暴走について他の書物で知ってはいたがここまでとは。本書でも言及されている彼らの共産主義的基盤を知れば彼らの目的が社会破壊である事が理解できる。アイデンティティ・ポリティクス、社会的公正運動、インターセクショナリティ等が主張する社会を破壊するイデオロギーは阻止しなければならない。多くの人に読んでもらいたい一冊です。2026/09/13

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