図解 資本論 未来へのヒント

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図解 資本論 未来へのヒント

  • 著者名:齋藤孝【著】
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  • ウェッジ(2022/03発売)
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  • ISBN:9784863102477

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内容説明

■いま、なぜ『資本論』が注目されているのか。
資本主義の未来を見通す名著、そのエッセンスを図解で、誰にでもわかりやすく。本書は長大かつ難解なカール・マルクス著『資本論』全3巻のうち、基本となる第1巻にしぼって紹介。「お金」「労働」「資本」など資本主義の基本事項を、パッとイメージで理解できる図解で見せながら、現代社会が抱える諸問題の理論的な背景をわかりやすく解説します。資本論のエッセンスと、同時に私たちの未来への展望が見えるつくりです。


[目次]
はじめに これからの社会を考えるときに『資本論』が必要だ
第1章 まずは基本の基本、「商品」と「貨幣」を知ろう
第2章 資本主義は、どうにも止められないシステムだった
第3章 私たちが貧しくなるのは必然、とマルクスはいう
第4章 資本主義を乗り越えるシステムはどのようなものになるのだろうか
おわりに いまこの時代に、もう一度『資本論』を


<著者略歴>
齋藤 孝(さいとう・たかし)
明治大学文学部教授。1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション論。著書多数。新刊に『書ける人だけが手にするもの』(SB新書)、『60代の論語 人生を豊かにする100の言葉』(祥伝社新書)がある。


※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『図解 資本論‐未来へのヒント』(2022年3月17日 第1刷)に基づいて制作されました。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shimashimaon

5
図解というよりは要約でしょうか。わかりやすいだけでなく、今『資本論』を読むことの意義が、齋藤先生が学生であった頃のマルクス研究を回送しての感慨に触れることで、より強く伝わって面白いです。本書最後のコラムにあるエピソードの1860年代は、我が国は幕末から明治維新にかけて怒涛の最中でした。大好きな歴史的視点からも、より深くマルクスを学びたいと思います。2022/04/06

鵞鳥

2
見えない糸は恐ろしい。2022/10/23

水落健二

2
「資本論」が書かれた当時は奴隷や強制的な労働が残っていて、力のない人たちが搾取されていたのかもしれない。 だけど今は奴隷はいない。選択肢も無数にあるし貧困に喘ぐ人を助ける制度もある。 もちろん完璧な制度もなければ、まだまだ改善できるところも数多くある。だけど世界は確実に良くなっている。 貧困や戦争、異常気象やそれにともなう死者数など、どう見ても減ってきている。それも劇的に。そこに目を向けずに、悪くなっているというイメージを植え付けるのは本当に罪深い。 いい本をたくさん書いている著者だけに残念でならない。2022/05/23

にいさん

2
ふむふむ、勉強になります。2022/05/08

わっふる

1
気になりながらも、難しいだろうと読まずにいた資本論。分かりやすくまとめられていて読んで良かったと思いす。次に来るものが非常に気になる。誰もが誰からも搾取されないシステムが出来上がるのは、いつになるのだろうか?2024/02/12

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