内容説明
2012-2020(あとのほう)
あの幻の作品が書籍となって帰ってきた!
M-1&R-1を制覇したマヂカルラブリー・野田クリスタルの知られざる原点がココに!!
破天荒芸人・野田クリスタルが見る日常は、こんなにも笑いと悲哀に満ちていた!
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ピース又吉直樹 推薦!
みじめで、アホで、天才でした。
笑いながら読みましたが、たまに心配にもなりました。でも結局笑いました。
東野幸治 推薦!
私の中で野田クリスタルは謎だらけ。
この本には野田クリスタルのことが赤裸々に描かれているに違いない!
頼む、本当のお前を教えてくれ!
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きわめて真摯に笑いに向き合うごく普通の20代の青年は、実は、独自の感性で淡々とした日常の中に狂気を見出し、翻弄され、そして周囲を翻弄する、破天荒芸人だった!
2020年、個人でR-1ぐらんぷり、コンビとしてM-1グランプリの2冠を達成した野田クリスタルが2006年より書き続け、2015年にはグッズとして限定発売していた「野田の日記」を大幅に加筆修正して書籍化。
さらにM-1&R-1優勝時の書き下ろし日記、野田がこよなく愛するはむはむの成長日記も収録。
コンビ結成と解散を繰り返しピン芸人を経てたどり着いた破天荒芸人の原点。
発行:ヨシモトブックス
発売:ワニブックス
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まあ
5
コロナ禍のM1チャンピオンの日記。2025/03/29
べ
1
「僕は2回目同様他の客に混ざりながら試食へ向かい、フグ顔でさりげなく3つ目をもらおうと手を伸ばした瞬間、店員さんは僕の手を掴み、目の奥が笑ってない笑顔で「もうだめだよ」とささやいた。 フグの顔をしていた僕の顔は一瞬で泣きっ面になり、あまりの恐怖に「あああああ」と叫んだ。 そしたら店長らしき人が飛んできて店員さんは裏に連れて行かれた」(2013/03/07(木)アルトバイエルン)(65)2025/05/02
ふく
1
GWは頭を働かせて、読みかけの本を読もうと思ったのに、やっぱり野田くんに癒やされてしまった(笑)。野田くんありがとう。今度大宮よしもと行こうかなと。2023/05/06
TST
1
後編はマヂカルラブリーとしての苦悩や葛藤が多めに出ている。むらちゃんこと村上さんも言うとおり、マヂカルラブリーの日記でもある本書。特にM-1最下位後の日記は是非読んでほしい。悔しくも最下位を次の糧にリベンジを誓う野田クリスタルはただただかっこいい。そしてはむはむかわいい。2022/06/21
kimrahimovic
1
前編から半年ほど経って読んだが、全く熱が冷めることなく読み切った。 2016年12月の日記。今まで印象に残った地下芸人のネタを振り返りながら、こう記している。 「僕はいろんな漫才が見たい。完成度を無視した、ただやりたいことがあるというのだけ伝わってくるネタが僕は見たい。」 その後自らそれを実践し、17年にあの惨敗、そして昨年に漫才論争を巻き起こす優勝を飾ったのだから、これは人生をかけた伏線回収だ。 生きづらくても一切ブレずに過ごしてきた記録。 2021/11/07