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内容説明
気難しいドワーフじいさんが、家をつくることになりました。すると、動物たちがやってきてお手伝いを始めます。細かく丁寧に描かれ、ページをめくるたびにどんどん家が完成してしていく変化に、見応えのある楽しい絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
93
他館図書館本。読メに知って取り寄せました。 気難しい頑固職人という感じですね。うちの弟に似ているような…?最後には家というより城な見た目の建物に…!2021/11/03
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
79
森に住む偏屈なドワーフじいさんは、見晴台付きのマイホームの建設に着手しますが、一人で家を作ることはできず、森の動物たちに手伝いを頼みます。「僕の部屋を作ってくれたら」という条件をのむうちに、当初の計画とは全然違うものになっていきます。計画はもっと慎重にね。設計図だけでは家は建たない(笑)。画面いっぱいに広がるツリーハウスの工事の描写が素敵です。2015/05/02
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
39
ドワーフお爺さんが自分の家を作っていると、手伝うかわりに私の部屋も作ってよ、と次々に色んな動物たちがやってくる。気難しいドワーフじいさんだが、仕方ないと言いながら設計図を書いて増設していく優しさがいい。そして出来上がった家は素敵だった。立体で見たい。2023/07/22
nyanco
35
青山さんの絵本、2冊目。念願の見晴らし台のある新しい家を設計したのですが、おじいさんの力では材木も運べません。クマがやってきて「手伝うからぼくの部屋も作ってよ」イノシシ、キツツキ、シカ、タヌキ、アナグマ・・・どんどん動物達がやってきて、どんどん家は姿を変えていきます。森の動物達が次々をやってきて・・・子供達が大好きな展開。どんどんと設計図が変更されていく。男の子はワクワクしちゃうんじゃないかな。とても優しくて暖かい絵本でした。勿論、建物の描写は最高!そして、動物達も生き生きと描かれています。 2010/07/24
aiaimo`olelo
32
緻密で空間構造がきれいな絵は、さすが建築家でもあった青山邦彦さんならでは。 設計図と建築模型を仕上げたドワーフじいさん。家をつくりはじめますが、木材が重くて重くて…。そこへクマがやってきて、手伝うかわりにボクの部屋もつくって、と。仕方なく手伝ってもらうことにしたドワーフじいさん。その後もいろんな動物がやってきて… 次々と勝手に書きかえられていく設計図がおかしくて笑えました。骨組みも細部まで描かれていてじっくりと楽しめるのです。図面と見比べ、どこが誰の部屋か見ていくのも楽しい。空間認識能力が伸びそう♪ 5歳2021/01/13