ソーニャ文庫<br> 森の隠者と聖帝の花嫁

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ソーニャ文庫
森の隠者と聖帝の花嫁

  • ISBN:9784781697208

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内容説明

――お前はバカだ。もう、逃がしてやれない。

不可思議な痣のせいで不吉な王女と忌避されて育ったアリーシェ。
“神の子”とされる聖帝の妃候補となるが、
嫉妬した義母から命を狙われ、“魔の森”へと逃げのびる。
人を喰う獣が跋扈すると恐れられるその森で助けてくれたのは、
人間離れした美貌を持つ森の管理者グラムだった。
アリーシェは、ぶっきらぼうながらも世話焼きで優しい彼に惹かれてゆき、
このまま穏やかな生活が続くことを願う。
だがあることがきっかけで、彼に抱かれる必要が出てきて……!?

謎を秘めた寡黙な隠者×虐げられた王女、“神の庭”で育む運命の恋。


【目次】
プロローグ 神の森に住む少女
第1章 痣のある王女
第2章 神の森の隠者
第3章 森の隠者は選定する
第4章 忍び寄る影
第5章 水面下の攻防
第6章 聖帝と神の花嫁
エピローグ 神の花嫁は聖帝の腕の中で花開く
あとがき

【関連ワード】
ライトノベル 恋愛 ファンタジー ソーニャ文庫

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サラン

17
★3.5 痣を持つ為幽閉されて育った王女。16歳になった時大国聖帝の花嫁候補となるが継母王妃に命を狙われ魔の森へ逃げ込み隠者に出会う‥隠者の正体は絶対‥と思ったけど途中、ん?違うのか?と心配しながら読んだ。悪役が残念な位バカ過ぎ小物過ぎだったな。ソーニャ感はなくあっさりした話だった、と感じるのは私がコッテリドロドロを読み過ぎのせいか?2022/05/19

クノシタ

2
とても面白かった。不吉な王女として幽閉されていたアリーシェは聖帝の妃候補に選ばれたせいで、義母に命を狙われる。命からがら逃げ延びた魔の森で出会ったのは、森の管理者である隠者だった。隠者ヒーロー!?ということで思わず手に取ったが大当たりだった。アリーシェがようやく手に入れたささやかな平穏を守りたいと願い、それをもたらしてくれた隠者グラムを慕う姿がいじらしい。グラムの正体は置いといて、彼がどうしようもなく彼女を求めて囲う姿にはぐっと来ました。2022/04/05

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