台湾・尖閣を守る「日米台連携メカニズム」の構築

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台湾・尖閣を守る「日米台連携メカニズム」の構築

  • ISBN:9784336072641

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内容説明

中国の台湾・尖閣に対する軍事的冒険を抑止できるか。 その鍵は日米台の連携強化にあり、具体的方策を説く国民必読書の決定版。
中国は、台湾の平和的統一を目指す努力は放棄しないとしつつも、武力行使を放棄していないことをたびたび表明し、軍事的威嚇を繰り返している。
中台間の軍事バランスは中国有利に傾き、その差は年々拡大しつつあり、中国の武力行使は実際に生起する可能性があり、その事態は切迫しつつあると考えなければならない。
他方、歴史的にも国際法上も日本固有の領土である尖閣諸島について、中国は、「 釣魚島(日本名は魚釣島)およびその付属島嶼(尖閣諸島)は…、台湾の付属島嶼」であり、「台湾とその附属島嶼である釣魚島は中国の不可分の領土の一部である」との独自の主張に基づき、中国海警局の艦船がほぼ毎日尖閣諸島周辺の接続水域において確認されるとともに、わが国領海への侵入を繰り返している。このように、中国の「力を背景とした一方的な現状変更の試み」はますます深刻化している。
つまり、中国の台湾統一に向けた武力行使の範囲には日本の尖閣諸島が含まれており、同諸島を焦点とした日本の南西地方有事は、台湾有事と同時に生起する可能性が高いと見なければならない。
まさに台湾有事は日本有事であり、その意味からも日本と台湾は「運命共同体」として死活的利害を共有していると言っても過言ではない。
「台湾が危ない・日本も危ない!」この危機に際し、日台双方はもとより、日米台3か国の協力連携の取り組みの必要性は、避けて通れない喫緊の課題である。
本書は、日本と台湾は正式の国交がなく、「非政府間の実務関係」という政治外交的困難の下に置かれているが、日米安保条約と台湾関係法を一体化させ、いまこそ日米台3か国の安全保障・防衛協力の強化に向け、連携して今後の可能性を最大限に模索することが急務であることを説き、国民と共に考えるための情報を提供する。


役行者(えんのぎょうじゃ)が祈りだした蔵王権現とは、いったいなにか。
そもそも神なのか、仏なのか。
本書によって、修験道の本尊である蔵王権現の全貌が明らかになる。
そして、修験道の実践のありようが示される。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BLACK無糖好き

16
防衛の現場を知り尽くしたプロ集団による研究書。尖閣諸島周辺への中国公船の頻繁な侵入、台湾本島を常態的に周回する中国艦艇や戦闘機。こちらが望まなくても中国は一方的に軍事的圧力を強めてくる。日米台の強固な協力連携によっていかに中国からの軍事侵攻を抑止するか、そのために取り組む課題などが提示されている。他方で、台湾海峡危機に日本がどこまで関わるのか、東アジアの紛争にアメリカが関与する必要あるのか、といった日米両国内の声も当然ある。それらを中国による輿論戦の影響度合いで計るのも難しいかと思われる。2022/07/09

ワシじゃ

0
21世紀の現在に於いても、帝国主義を邁進する近隣諸国。そんな中での民主主義国家の国防事情…一党独裁国ほど厄介な国はない。世界の迷惑である。2022/05/27

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