文春e-book<br> 文春ムック 石原慎太郎と日本の青春

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文春e-book
文春ムック 石原慎太郎と日本の青春

  • 著者名:文藝春秋【編】
  • 価格 ¥1,599(本体¥1,454)
  • 文藝春秋(2022/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784160070455

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内容説明

石原慎太郎と日本の青春
デビューから67年間、時代をつくってきた鮮烈な言葉たち。決定版コレクション

巻頭グラビア 秘蔵写真で振り返る 慎太郎の季節
I 文学を「事件」にした男
昭和30年度下半期 芥川賞 受賞の言葉
文藝春秋と私の青春時代 2021年12月に発表された最後の回顧録
『太陽の季節』の頃 「もっとも印象に残った芥川賞作品」1位に選ばれて
ドキュメント 太陽族・裕次郎・新人作家ブーム 鵜飼哲夫(読売新聞編集委員)

II 日本よ!
非核の神話は消えた 1970年の先駆的核保有論
特攻と日本人 若き魂への鎮魂歌
私の天皇 昭和天皇をめぐる五つの挿話
日本への遺言 「諸君!」最終号へのメッセージ

III 華麗なる交友
裕さんよ、さらば 弟の死を看取った慟哭の手記
鼎談 裕次郎は強くてシャイだった 石原まき子(裕次郎夫人)×金宇満司(元石原プロ常務)
天才五衰――回想・三島由紀夫 死後30年、人と文学を振り返る
さらば、友よ、江藤淳よ! 旧制中学以来の「不思議な友達」を悼む
対談 勝新太郎 侠気について 二人のシンタロウが丁々発止
対談 野坂昭如 君は日本をどうするのか ライバルが繰り広げた「言葉の死闘」
あばよ、さよなら談志師匠 親友への弔辞
小林秀雄 無類の率直と、無類の自由 痛烈な記憶
角さんと飲んだビール 「天才」田中角栄との対峙
特別寄稿 石原慎太郎の父と海 福田和也(文芸評論家)

IV 冒険の時代
ぼくの撮影所日記 芥川賞受賞直後、映画俳優に挑戦
怪獣はそこにいる! ネス湖探検隊総隊長として
1962年のワーストヨットレース どうしても書き残したかった仲間の死

V 生と死と
予期せぬ出来事 私の闘癌記 「膵臓の辺りに妙な影があるけど……」
対談 五木寛之 「自力」か「他力」か 同年同月同日生まれの二人が初めて語りあった
最後の未知「死」との対峙 老いとは死を育てることである――晩年の死生観
対談 曽野綾子 老いこそ冒険の時 死んだときに「ざまぁみろ」と言われたい
僕たちの時代 「文學界」に最後に記した半生の記

VI 文壇への思い
芥川賞を目指す諸君へ 1995年、選考委員就任に寄せて
芥川賞全選評 又吉栄喜『豚の報い』から田中慎弥『共喰い』まで全33回
石原慎太郎略年譜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロッキー

1
特に勝新との対談が面白い。少年院に入っていた勝新の息子。 親からの差し入れがあると、たいていの少年は仲間には分け与えず、自室で一人で食べる。が、勝新の息子だけはその場で仲間にふるまう。【どういうお育て方をなさったんでしょう】と感心する看守に【どういうって、ここにくるような育て方だよ…】と、とんちのような勝新。 【息子は少年院で成人を迎え、親父は拘置所で還暦を迎えた】だって。面白いね~。今、こういう洒脱な会話ができるおじさんたちも減ったね。 2022/08/10

まちゃくん

0
日本の青春は終わったんですね。 死んだ親父は裕次郎が好きだったなぁ。2023/01/15

光太郎

0
まあまあ2022/08/19

Biofeedback1961

0
冒頭の石原慎太郎の秘蔵写真で感無量。 はっきり物を言う。 こんな人はもう現れない。なんで、作家だけじゃなかったんだろう。 キャンプション。 ”その人生こそ、戦後日本の「太陽の季節」だった。” 今の、ロシアウクライナ戦争をどう思うのだろうか。2022/03/18

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