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内容説明
いまだ世界的な感染収束が見通せない新型コロナウイルス感染症。変異を繰り返して感染力を増すウイルスと戦うためには何が必要なのか。生物やウイルスの設計図である「ゲノム」の視点から、ウイルスとワクチンに関する最先端の知見をわかりやすく解説する。
目次
はじめに
第一章 すべてはゲノムが教えてくれる
第二章 新型コロナウィルスのすべて
第三章 検証・科学なき国の感染対策 何が間違ってどこがおかしかったのか
第四章 ウイルス 宿主に寄生し増殖する「無生物」
第五章 ウイルスvs人体 戦う細胞・免疫
第六章 ワクチン 感染症から人類を守る救世主
第七章 「万能型」新型コロナウイルスワクチンの可能性
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミライ
30
生物やウイルスの設計図である「ゲノム」の視点から、新型コロナウイルスや新型コロナワクチンについて解説された一冊(著者は日本のゲノム研究の第一人者である中村祐輔さん)。2022年4月に「ヒトゲノムの完全解読に成功」というニュースが出ている事もあり、今盛り上がっているゲノムの免疫周りの話を中心に語られていて非常に面白かった(変異株にも効く万能ワクチンの話が特に面白かった)。ゲノム視点でウイルスやワクチンの最先端の知見を知りたい人にオススメ。2022/04/07
osamutkrd
0
中村先生節を存分に味わえる良い本だった。やはり科学的にこれまでの政策を振り返ることは重要だと思うし、今後の感染症対策を平時からちゃんと国を上げてやっていく日本流のやり方(アカデミア、製薬企業任せにしないやり方)を喉元がまだ熱いうちにやっておかないとだよなぁと思った。2022/07/05
ぞろElwood
0
★★★★2022/07/03