子どもの教養 クイズで学ぼう季語の世界

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子どもの教養 クイズで学ぼう季語の世界

  • 著者名:齋藤孝
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • NHK出版(2022/03発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140818985

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内容説明

この一冊で語彙力、表現力がアップ。季語にふれて、知性や感性をみがこう!!

多くのベストセラー作品をもつ齋藤孝氏による子ども向け読み物。
「東から吹いてくる『東風(春)』は、何を知らせる風?」「昔、『お年玉(新年)』としてわたされたものは?」「かじけ猫(冬)ってどんな猫?」。さあ、答えはわかるかな? 
季語が生まれた背景やその意味をうんちくたっぷりに解説する。古来、日本人が大切にしてきた季節感や自然をうやまう気持ちにも触れてみよう。
語彙力、表現力はもちろんのこと、理科や社会、美術や哲学まで幅広いジャンルにまつわる知識がクイズをとおして習得できる。俳句を学び始める小学生は、ぜひ「朝読」用にゲットしてほしい。ブームにのって俳句の世界に興味を抱いた大人の読者にもおすすめの一冊。

〈目次〉
はじめに
知っておきたい基礎知識 (1)/知っておきたい基礎知識 (2)/この本の使い方/定番季語マップ 春・夏・秋・冬・新年

第1章  時候──気候のあれこれ(春 弥生、八十八夜/夏 土用、灼くる/秋 夜長、そぞろ寒/冬 小春、春隣/新年 正月、人日/コラム:「麦の秋」は秋の季語じゃない!?)

第2章 天文──空のあれこれ(春 東風、佐保姫/夏 雲の峰、薬降る/秋 月、霧/冬 鎌鼬、雪女/新年 初日、御降り /コラム :月に名前をつけた昔の人たち)

第3章 地理──地上のあれこれ(春 山笑う/夏 滝/秋 水澄む/冬 狐火/新年 初富士/コラム:水の季語いろいろ)

第4章 生活と行事──イベントあれこれ(春 麦踏み、茶摘、ぶらんこ/夏 甘酒、 髪洗う、プール/秋 七夕、花火、月見/冬 柚子湯、日記買う、マスク/新年 年玉、雑煮、笑初/コラム:こんなカタカナの季語もある)

第5章 動物──生きものあれこれ(春 鶯、亀鳴く/夏 金魚、空蝉/秋 小鳥、虫/冬 かじけ猫、 熊穴に入る/新年 嫁が君/コラム :季語から食材の旬を知ろう)

第6 植物──草花あれこれ(春 梅、萌/夏 若葉、夕顔/秋 紅葉、紫式部/冬 帰り花、落ち葉/新年 薺/コラム:季節を彩る花たち)

二十四節気と七十二候
おわりに

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k sato

16
俳句に欠かせない季語を歳時記から厳選。子ども向けに季語の分類や意味を易しく解説している。今や日常となった「マスク」だが、俳句の世界では冬の季語だ。今後も冬の季語であり続けるのかな?使ってみたい季語が3つあった。一つは、寒さでかじかむ猫「かじけ猫」。二つ目は、春になって穴からでる熊「熊穴を出づ」。最後は、これからの季節にぴったりの「梅」。『梅一輪一輪ほどの暖かさ(服部嵐雪)』。梅が一輪、また一輪と咲くごとに暖かくなっていく様子を表しているそうだ。一万語を越えるともいわれている季語。俳句は多様性の宝庫だな!2023/02/02

spatz

12
歳時記。 時候・天文・地理・生活と行事・動物・植物 の項目に分けて、見開きで、大きくクイズで問いかけ、面白く楽しく、季語について読めるつくり、関連する句が選び抜かれて掲載されている。 例えば:そぞろ寒(秋の季語)のそぞろ、はどんな意味?(答なんとなく) テストに出るから、というだけでなく、昔からの季節を表す言葉を知る、って生活も豊かになりそう。手紙を書くときとかにも役立ちますね。 #NetGalleyJP2022/04/30

vodka

3
クイズ形式、ボリュームと読みやすさ、コラムの濃さがちょうど良い。その季語を使った俳句が載っているのも良い。2024/12/02

コウママ

3
見やすい。わかりやすい。クイズは大人には簡単めだけど小学生はおもしろいかも。紹介された季語を使った俳句が載っていて好みの句が多かった。2024/08/06

すもも

1
季語についての知識が楽しく学べる。読みやすくてよかった。2022/05/26

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