赤毛のアン

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赤毛のアン

  • ISBN:9784065213193

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内容説明

緑の切妻屋根の家、グリン・ゲイブルスを舞台に、
アンが大まじめで引き起こす大騒動が、みんなをしあわせに!

1952年、村岡花子によってはじめて日本に紹介された『赤毛のアン』。
親子3代で人気のある村岡花子の美しい訳が、邦訳70周年の2022年、これから読み継ぎたい改訂版となりました。

<中学生以上の漢字にルビつき>

目次

もくじ
第一章 レイチェル・リンド夫人のおどろき
第二章 マシュウ・クスバートのおどろき
第三章 マリラ・クスバートのおどろき
第四章 グリン・ゲイブルスの朝
第五章 アンの身の上
第六章 マリラの決心
第七章 アンのお祈り
第八章 アンの教育
第九章 レイチェル・リンド夫人あきれかえる
第十章 アンのおわび
第十一章 アン日曜学校へ行く
第十二章 おごそかな誓い
第十三章 待ちこがれるピクニック
第十四章 アンの告白
第十五章 教室異変
第十六章 ティーパーティーの悲劇
第十七章 新しい刺激
第十八章 アンの看護婦
第十九章 音楽会と災難と告白
第二十章 行きすぎた想像力
第二十一章 香料ちがい
第二十二章 アンお茶にまねかれる
第二十三章 アンの名誉をかけた事件
第二十四章 音楽会
第二十五章 マシュウとふくらんだそで
第二十六章 物語クラブの結成
第二十七章 虚栄のはて
第二十八章 たゆとう小舟の白ゆり姫
第二十九章 わすれられないひとこま
第三十章 クイーン学院の受験
第三十一章 二つの流れの合うところ
第三十二章 合格者発表
第三十三章 ホテルの音楽会
第三十四章 クイーンの女学生
第三十五章 クイーン学院の冬
第三十六章 栄光と夢
第三十七章 死のおとずれ
第三十八章 道の曲がり角
刊行によせて ケイト・マクドナルド・バトラー
訳者あとがきにかえて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アン

100
輝く湖水、恋人の小径とお化けの森、可憐な瑞々しい花々…プリンスエドワード島の美しい情景を思い浮かべながら懐かしい気持ちに。初めてアンに出会った時は、彼女の想像力の豊かさや芯の強さに惹かれましたが、今回は寄るべないアンに次第に寄り添い、深い慈愛に満ちたマリラの眼差しや心の揺らぎが印象的でした。周囲の愛すべき人々の温もりに触れ、成長するアンのひたむきな姿は尊く、真珠のような煌めきを放ち、しなやかに生きる勇気と決意を教えてくれるよう。道には「曲がり角」があっても、その先には幸せ色の花々のつぼみが開くと信じて。 2022/11/14

harupon

19
これまで読むことのなかった名作読了。きっかけは柚木 麻子著『本屋さんのダイアナ 』の中で『赤毛のアン』~『アンの愛情』が紹介されていた。図書館予約順番が早かったこの単行本を読みました。次からは文庫本で『アンの青春』読みます。2022/06/08

はるき

13
 著者の評伝を読んで、懐かしくなって読んでみました。何度でも夢の世界へ誘ってくれる。時間を忘れて没頭させてくれる。いくつになってもアンが大好きです。2022/10/01

hrn

1
バラが咲き新緑の芽吹くこの5月に『赤毛のアン』を読んだのは、とてもピッタリだった。アンの喋ること喋ること!もう自分はマリラ側で見てしまうので、あっという間に成長していくアンに、自分のよく喋る幼い娘を重ねてしまう。幼い頃に読んだらどうだっただろう。赤毛のアンといえば「腹心の友」と思っていたが、まさかこんなダイアナと初めて会ったその日の、会話の一言目で腹心の友にならないか訊ねるとは…。2人の仲睦まじさが可愛い。2023/05/23

kumami

0
何度読んでも、どこから読んでも楽しい。空想ばかりしている幼い女の子だったアンが、マリラとマシュウの愛情を体いっぱいに受け、ダイアナという腹心の友を得て、 思いやりのある女性に成長していく。今のようにSNSもない、古い人間関係の世界だけれど、人間臭さがあるし、おせっかいの中にも愛情があるように思う。ギルバートとの確執はずいぶんと長いこと続いたけれど、これもアンの性質ゆえか。そんなに意地を張り続けるのも疲れるだろうにと思いつつ、最後は時間が解決してくれたかな。2023/03/25

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