毎日5分で学ぶ史上最強の哲学「ゼロ」からの教え! ニーチェの哲学見るだけノート

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毎日5分で学ぶ史上最強の哲学「ゼロ」からの教え! ニーチェの哲学見るだけノート

  • 著者名:富増章成【監修】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 宝島社(2022/04発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784299028228

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内容説明

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「人生で大切なものとは」の問いに対する答えは、「家族」「仕事」「お金」など人それぞれ。しかし、価値観は時代によって影響を受けます。19世紀の価値観に、「絶対的な正義はない」と一石を投じたニーチェの言葉は、揺らぎがちな価値観に左右されることなく、“人生の答え”について考える方法を示唆する杖であり、「前向きに、自分の人生を肯定せよ」と悩める現代人を導いてくれます。図解でわかりやすい「ニーチェ入門」です。

孤高の哲学者 ニーチェの人生
ニーチェの哲学を理解するコツ4選
ニーチェの代表作とキーワード
ニーチェの哲学が理解しやすくなる本書の読み方


Chapter 01 ニーチェの哲学ってどんなもの?
01 人生を肯定するニーチェの哲学
02 今までの考え方を疑う
03 世間の当たり前を疑う
04 自分の頭を疑う
05 現代社会の欠点を指摘する
06 人間の特性を見直す
07 人類の目標を示す
08 思考実験で生き方をテストする
09 体系化せずにアイデアを伝える
Column ニーチェの言葉①
Column ニーチェの言葉②

Chapter 02 自分の考えって本当に論理的?
01 論理的ってそんなに偉い?
02 矛盾があったっていいじゃない
03 究極的には「本当のこと」など存在しない?
04 人間は自分の欲望で動く
05 物の見方は立場によって変わる
06 自己中心的な人は遠くが見えていない?
07 愚痴っぽい人は他人をコントロールしたいだけ?
08 心配性の人は遠くばかり見ている?
09 「あのときこうしていれば」は的外れ?
10 非論理的だからこそ生きられる?
Column ニーチェの言葉③
Column ニーチェの言葉④

Chapter 03
道徳って本当に正しいの?
01 モラルは偏った見方から生まれた?
02 都合よく考えると気持ちがラクになる?
03 弱者は強者をいつのまにか恨んでいる?
04 「死後報われる」は負け惜しみ?
05 ニーチェはキリスト教が嫌いだった?
06 我慢が人間を弱くする
07 強者は自分を肯定する
08 「架空の価値観」が人をゆがめる
09 「絶対的な価値観」はどんどん消えていく
10 弱くなる考え方から脱却しよう
Column ニーチェの言葉⑤
Column ニーチェの言葉⑥

Chapter 04 無気力に打ち勝つには?
01 信じられるものがないとつらくなる
02 目標がないと生きることは無意味?
03 どんな生きる意味を見出せばいい?
04 自分に重きを置いて考えてみよう
05 人間はみんなパワーアップしたい?
06 目的もなく生きる人間が増える?
07 徹底したニヒリズムの先にあるのは?
08 あたらしい目標を持とう
09 人類は獣から超人になる
10 弱い考え方への立ち戻りに注意
Column ニーチェの言葉⑦
Column ニーチェの言葉⑧

Chapter 05 前向きに生きるにはどうしたらいい?
01 何度も繰り返す世界をイメージする
02 意味が存在しない世界を考えよう
03 受動的ニヒリズムを克服する
04 今の自分を全力で肯定しよう
05 真実がないのであれば好きなほうを選ぼう
06 子どものように無邪気に生きよう
07 自分らしさを見つめ直そう
08 未来に期待しすぎるのはやめよう
09 失敗も楽しめるようになろう
10 自分の現状を受け入れよう
Column ニーチェの言葉⑨
Column ニーチェの言葉⑩

Chapter 06 人生に活かすニーチェの哲学
01 将来に希望が持てない
02 劣等感にさいなまれてしまう
03 不満はないが少し物足りない
04 活力が湧かない
05 周りに気を遣いすぎてしまう
06 困難ばかりで嫌になる
07 過去の選択を後悔している
08 目立ちたくない
Column ニーチェの言葉⑪
Column ニーチェの言葉⑫

Chapter 07 ニーチェの生涯から学ぶ
01 牧師の息子として生まれ24 歳で教授となる
02 ショーペンハウアーから影響を受ける
03 ワーグナーと親密になる
04 『悲劇の誕生』で学界から酷評される
05 体調不良で大学を退職する
06 ワーグナーと疎遠になる
07 失恋ののち『ツァラトゥストラ』を執筆
08 錯乱してしまうが本が大ヒットする
09 1900年に永眠する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

せっちゃんさん

19
全く触れてこなかった哲学。避けては通れまい、と入門書を。いや~考えが楽になった。“今を生きること”“外的要因の目標・理想は全て幻”“超人(=己の成長にのみ喜びを見出だせる人)を目指すことが理想”“同じ人生を周回した時、喜びを感じられるか”。心にグサグサ刺さった。考え方のベースが自分出発点で自己完結出来るのが良い。悩みがある人、全員にお勧め出来る1冊。2022/09/10

とみかず

12
伊坂幸太郎の「ペッパーズ・ゴースト」にやたらと出てきたニーチェ。名前は知っているが、「暗そう」「難解」「冷徹」と三拍子そろった哲学者の印象。とっつきづらく今に至る。どんな人か知りたく”見るだけ”ならと読んでみる。驚嘆。まさしく現代の「思考」。現代人に突き刺さるっていう言葉がぴったり。伊坂作品の根っこも理解できて知識が広がりました。2022/12/24

ゆう

8
読みやすいし理解しやすい良本。「ニーチェ」「哲学」というと、なんだか難しく考えがちだが、この本の内容はスッと入ってきた。特に印象的だった言葉は「ルサンチマン」。弱者が自分よりも強い人(経済的に成功している人など)に抱く恨みの念のこと。例えば、本当は自分も成功したいのに、「あいつはどうせズルしてる」などと自分を正当化する。これによって、自らは何も努力しなくなってしまうのだから恐ろしい。心理学用語で「認知的不協和の解消」と呼ばれる現象だ。何事も他責思考ではなく、自責思考である必要がありそうだ。2022/10/05

keitakenny

3
「ニーチェを読まない者とは話をしない」と言われる著名人がいたが、なるほど納得 また生成AIが隆起してくるいまに、なぜ哲学が取り沙汰されているのかも理解した 初心者に優しく、ザックリ大まかにニーチェに触れる事ができ、これから著作に挑戦するきっかけになった いつの時代にも通用する教えであり、今更ながら偉大さを痛感する (いっちょかみながら)2023/08/19

土曜の朝

2
豊富なイラストと明快な説明で、ニーチェの考え方が紹介されている。ニーチェの思想は、人生を肯定的に捉えようとするものだが、幼い頃の父の死、自身の病など決して恵まれていたとはいえない人生から生み出されたからこそ、ニーチェは多くの人を魅了しているのだろう。特に「ルサンチマン」「奴隷道徳」など、容赦ない正論で痛いところを突かれたような感覚になった。2022/10/22

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