内容説明
羽田空港が開港して90年、日本の空の拠点として重要な役割を果たしてきました。
本書は、開港前の羽田町の様子からD滑走路建設まで、約100年の羽田空港の歴史をひもといた一冊です。
著者は専属カメラマンとして長年にわたり記録を続けた近藤晃氏。『羽田空港50年史』の編集も手掛けており、戦前からの貴重な資料も託されています。
近藤氏自身が記録した空港・飛行機・人物の写真とあわせ、羽田空港の100年を写真で紹介します。
・戦前・戦後から開港まで~羽田の歴史
・羽田を彩った機体たち
・海外からの来賓
・羽田空港を支える人々
・大プロジェクトだったD滑走路 ほか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうろう
1
もう少し濃い内容を期待していたが…。なによりも不満なのは、我が国の高度経済成長下で羽田空港が輝いていた成田開港前の60年代〜70年代の記述及び写真が極端に少ない点だ。P106の写真説明で「成田空港に国際線が移動する前の羽田空港」と紹介されてるのは明らかな誤り。情け無いミスだ。大体掲載写真の撮影年月ぐらいしっかり記して!と言いたい。P60の「飛行訓練をトランスオーシャン航空が引き受けて」という記述もおかしい。成田開港直前の、A滑走路を駐機場に転用し各国エアラインの機体が集ってた頃の「肝の」写真、ないんかい⁇2022/05/22
kaz
0
昔の写真や工事の様子など興味深い資料も多々あるが、「写真家がみた」というタイトルほどには写真に美しさを感じなかった。むしろ記録集というイメージか。図書館の内容紹介は『長年にわたり羽田空港を記録し続けた著者が、空港建設前にまでさかのぼり取材した、約100年の空港・飛行機・人物。貴重な資料と写真で日本を代表する羽田空港の「今と昔」を紹介する。第28代東京国際空港長の寄稿も収録』。 2022/05/20