エンジニアなら知っておきたい システム設計とドキュメント

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エンジニアなら知っておきたい システム設計とドキュメント

  • 著者名:梅田弘之
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  • 特価 ¥1,210(本体¥1,100)
  • インプレス(2022/01発売)
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  • ISBN:9784295013143

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内容説明

※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

●システム開発に必要とされるドキュメント
企業や組織のシステム開発では、設計書の取りまとめなどの工程が大切です。また、システム運用の段階でも、手順をドキュメント化して属人的な部分を排除していくことが求められます。本書は「組織でシステムを作る」ことを前提に、そのために必要とされる設計書の書き方とその運用の手順を解説していきます。
●システム開発の流れをを易しく解説
本書では、「そもそもシステム開発の成功とはなにか」、「なぜドキュメントが必要なのか」という根本的な部分から説明を始めます。さらに、データ中心設計の基本から、ソフトウェア設計書、画面レイアウト、モジュール化、非機能要件(パフォーマンスやユーザビリティ)の定義などを開発の流れに沿って説明します。最終的には構成管理、セキュリティ、バックアップなどの運用についてのドキュメント化、組織化もフォローします。
本書を読むことで、プログラミングだけではない、実用的なシステムを組織として開発するための知識を得ることができます。
●クラウド・アジャイルなどの新要素もフォロー
また、本書は、クラウドの利用やアジャイル開発など、新しい要素をどのように取り込んでいくかという点も見据えて執筆されています。これらを含めた、現代におけるシステム構築の現実的な解法を知ることができるのが本書です。

本書は、インプレスの技術メディアThink ITのWeb連載記事「令和時代のシステム開発では、どのような設計書を書くべきか」を書籍化したものです。書籍化にあたって、大幅に加筆・修正をしました。

目次

表紙
はじめに
第1章 システム開発プロジェクトを成功させるリスク管理
プロジェクトの成功率はどう変化したか
プロジェクトの規模と成功率の関係
最近の状況
プロジェクト失敗の原因
プロジェクト失敗が生じやすい工程
プロジェクト失敗を防ぐには
第2章 今、システム開発の実態はどうなっているのか
プログラミングの割合は3割以下
JUASの調査でもプログラミングは3割以下
新規システム開発の割合は3割以下
運用と保守の違い
運用費と保守費の内訳
運用費と保守費の具体的項目
第3章 システム開発ドキュメントの体系と最近の傾向
標準化とツール化
システム開発のドキュメント体系を見比べる
令和時代のシステム開発のあり方はどう変化しているか
第4章 我々は、なぜ設計書を作成するのか
設計の効率化と品質向上で重要なこと
我々は、なぜ設計書を作成するのか
設計書は、なぜ信頼できないか
設計書の品質を維持して、保守運用を楽にするには
アジャイル開発の設計書
第5章 システム開発で必要とされるドキュメントフロー
なぜ設計書の標準化が必要なのか
システム開発全体の標準化
システム開発のドキュメントフロー
第6章 データ中心設計(DOA)に基づいたデータモデリング
データモデリング
データモデリングとER図
3つのデータモデル
データモデリングの流れ
論物一体モデルの定義内容
第7章 令和時代の設計書の基本方針
機能設計書とは
Excelベースの機能設計書(基本設計書サンプル)
デザインプロセスの王道
令和時代の機能設計書
第8章 設計書の概要説明は意外と重要
機能設計書の標準フォーマット
設計書作成ツールでの作業イメージ
One Fact One Place(ワンファクト・ワンプレイス)
機能設計書の各ページの関連性/機能設計書の表紙と概要
第9章 画面レイアウト設計の標準化
画面レイアウトの作成パターン
画面レイアウトの設計
第10章 コントロール一覧とイベント定義の標準化
コントロール一覧
コントロール一覧項目の標準化と追加・削除
カスタムコントロール/カスタムコントロールグループ
イベント定義
第11章 ロジック処理の標準化
イベントドリブン処理の構成
モジュール化
モジュール化のメリット(なぜ、モジュール分割するか)
ロジック(モジュール)
第12章 モジュール関連図と影響範囲調査
モジュール関連図
第13章 非機能要件の定義
非機能要件とは
非機能要件で定義する項目
非機能要件チェックリスト
非機能要件の記述ポイント
第14章 アジャイル開発の設計書
アジャイル開発とは
アジャイル開発とシステムの規模
アジャイル開発と請負契約
アジャイルの反復型開発
アジャイル開発とドキュメント
第15章 運用設計書Ⅰ -基本方針や構成管理、運用体制-
運用設計書の目的と内容
第16章 運用設計書Ⅱ -セキュリティ、スケジュール、稼働監視-
運用設計書の目的と内容(続き)
第17章 運用設計書Ⅲ -障害・災害対応、バックアップ、ジョブ管理-
運用設計書の目的と内容(続き)
INDEX(索引)
奥付

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yuji

2
部下の教育用に選んでみた。まずはなぜ設計書が必要なのか。なぜ標準化が必要なのか。そのインセプションデッキくらいの役には立ちそう。全体的に概要レベル。私もシステム設計のCADが欲しいとずっと思ってきた。穴埋めにしたい。設計とプログラムが一体になったものは逆に中途半端なので設計に特化したものが欲しかった。同じことを考える人がいたと共感した。社内の設計図を集め一番よさそうなものを標準にし業務や会社ごとにカスタマイズできるツールにしたとある。普通だが王道。目的、概要を書くことはシステムの理解を早めるは激しく同意。2023/08/26

はのがね

1
広く浅い感じ。 設計書の標準化に悩む時が来たら読み返したい。 この製品(販売終了)ならこういうこと出来ます、がちょいちょいあってなんとも言えない気持ちになる。結局、Excel方眼紙から抜け出せる日は来ないのかもしれない。2025/01/03

rinel

1
著者の会社の製品を例に出しているため、一般化されていない部分があって、多少の読みづらさは感じた。ただ、丁寧な説明と具体的な数値や図示がされていることと、1ページ当たりの情報量はさほど多くないことから、全体的には読みやすい書籍となっている。How-to本ではなく、システム設計とドキュメント作成のための概要を掴む本としては、それなりに有用だと思う。2023/11/18

たろろ

1
とても読みやすくサクサク読み進められました。 その分内容が薄いかもしれません。2022/08/25

Neuroticism

0
あまり系統的でない本。というのも、システム設計とドキュメントといいつつそれらとは関連性の薄い点に章が割かれている。記述はフワフワめ。ただ新人エンジニアなので学びがあった。たとえばモジュール化の説明など。本屋で目次を見て、読みたい部分だけ読んで、設計書に関する漠然としたアイデアを掴むだけよいと思う。詳細で筋の通った知識は得にくい気がする。2023/12/25

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