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内容説明
投資の「長期・分散」は真理なのか?
「ランダムウォーク」と表現される株式相場で収益を得るには、数多くの銘柄を分散して長期で保有しているだけでよい――とされている。
この「平凡な結論」は大勢として正しいが、それを超えた収益機会をどうつかめばよいのか。その思考法と戦略のヒントを示す!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
H.A
1
株式投資においてもっとも勧められるETFの積立投資は間違いないが大きく資産を増やせないデメリットが存在する。一方、個別株はテンバガーに代表されるように爆発的に資産を増やせる場合がある。投資における思考法などいろいろバランスが良い。2025/06/20
kuu
1
行動経済学に基づいて投資を鋭く解説する作者の考え方に共感して、関連する本を何冊か読むことにした。投資はランダムでありテクニカルやファンダメンタルは無意味、という考えが作者の基本的な思想であり、他の投資本とは一線を画す。チャートは将来を予測するのでなく、投資シナリオを事後的にチェックするためのツールとして用いる、に一部共感。ちゃんとエッジの効いた取引になっているか、チャートの事後検証が必要、ということなのだろう。2024/03/31
kesu
1
最近、筆者の本にはまっており、「ファイナンス理論全史」に続いての実践編という位置づけで読んだ。結論としてはポートフォリオ理論をもとにインデックスファンドで分散投資すべしということだ。平凡な結論に思われるかもしれないが結局この手法が一番安定的にリターンが見込める。ただ、個別株投資ならリスクはあるがインデックスにはないリターンが得られる可能性があるので、否定されるものではない。万人に受け入れられる完璧な戦略などなく、自分が腹落ちした手法こそがランダムウォークを超えて勝つために必要なのだと受け取った。2022/08/23
アンダーソン
1
主題ででかでかと詠ってあるランダムウォークという言葉やその説明は一切ない。日本市場が低成長であるにも関わらず株価が伸びてきた理由は納得できるものがあり、一読に値する。 長期分散積立+アルファの個別株というのはその通りだと思うので本書を購入したが、個別株に対する話では当たり前のことを書いてあるのみで戦略といえる戦略はなかった。個別株選びの注意点という点では役に立つ部分もあったが、ページの割に内容の薄さは否めない。★3が妥当なところか。2022/05/04
ヤス
0
投資の理論が読みやすく書かれている。2022/10/03